しりとり遊びは家族みんなで場所を選ばず楽しめ、遊びながら子どもの語彙力と想像力を育みます。今回は親子で楽しめるちょっと個性的なしりとり絵本を5冊ご紹介します。
「しりとりしましょ! たべものあいうえお」
著者 :さいとう しのぶ
出版社 :リーブル
「しりとりしましょ」から始まる食べ物のみのしりとりです。ただ食べ物が出てくるだけではなく、食べ物が遊んだり、お祭りをしたりと楽しそうに絵本の中で過ごしています。食いしん坊なお子さまからは面白い回答が聞けるかもしれません。夕食にしりとりで一緒に作ってみようと提案してみても面白いでしょう。
みんなで考えた絵本「おえかきしりとり」
著者 :新井洋行(作)/鈴木のりたけ(作)/高畠那生(作)/よしながこうたく(作)
出版社 :講談社
みんなでお絵かきをしたような絵本です。
作者が4人でわいわい考えながら作った感じが伝わってくるようです。
読者はしりとりになっている絵が何なのか当てながら読み進めることになります。また、段々と難易度が上がっていくため、大人でも考えるような作品なので「パパとママも一緒に考えて」とお子さまから言われるかもしれません。
一人で読む絵本よりも複数でパズル感覚で読める一冊です。
これを機会に自分だけのお絵かき絵本を家族で作ってみようというようなことをしてみてもおもしろいですね。
ユニークな言葉遊びが魅力「しりとりあそびえほん」
著者 :石津 ちひろ(文)/荒井 良二(絵)
出版社 :のら書店
ポップなイラストですが、いろいろと楽しめる一冊です。
オーソドックスなルールのおとぎ話しりとりや小さい順番のしりとりなどちょっとした頭を使ったしりとりも魅力の一つです。さまざまなルールのしりとりをすることによってお子さまの発想力や意外な発見ができるかもしれません。
思わず笑っちゃう「おならしりとり」
著者 :tupera tupera
出版社 :白泉社
「〇〇のおなら」とすべて「ら」からはじまるエンドレスのしりとりです。思わずくすっと笑ってしまいます。ちょっと下品なのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最初の言葉を限定することによって考える力を引き出すきっかけになるかもしれません。後ほどご紹介する「うんこしりとり」と合わせて読むのもおもしろいですね。
思わずくすりと笑います「うんこしりとり」
著者 :tupera tupera
出版社 :白泉社
「〇〇うんこ」と言うようにすべて「こ」から始まるしりとりです。下品な内容ではなく、エピソードを想像させるような楽しい絵本です。このような内容に興味を持つ年頃のお子さまは楽しめるはずですよ。