子どもはポンポンと押すスタンプあそびが大好き。そんなスタンプを自分で見つけられたらもっと楽しく遊べるはずです。そこで自宅にある物のなかからスタンプ遊びに使える素材を探してみましょう。ここではスタンプ遊びに使える素材を4点ご紹介します。
野菜の捨てる部分を使おう
野菜の使わない部分をカットしたものをスタンプの素材にしてみましょう。たとえばチンゲンサイや小松菜は根っこの部分をカットすると、断面がまるでバラの花のように見えます。そこへスタンプインクを付けてペタペタと紙に押せば、バラの花束のできあがりです。
家族の誕生日プレゼントなどに野菜スタンプで描いたバラの花束の手作りメッセージカードを贈っても喜ばれるでしょう。ほかにもレンコンなど断面が面白い野菜は切れ端をスタンプにすると楽しくお絵かきができます。
拾った葉っぱでスタンプあそび
via pixabay.com
お散歩のときに見つけた落ち葉もスタンプにしてしまいましょう。落ち葉の季節は一番拾える葉は多くなりますが、一年を通して何かしらの葉っぱを手に入れることはできるので、いつでも葉っぱスタンプは可能です。
葉っぱそのものを貼り付けて絵をつくることもできますが、スタンプにすることでもっとカラフルな絵になるので楽しさもアップ。それに1枚の葉っぱがあれば何枚分でもスタンプを押せるという便利さもあります。
プチプチでかわいいスタンプ
通販商品が届くと、商品の保護などに使われている「プチプチ」を使ったスタンプあそびをしてみましょう。プチプチは大きいままでは使いにくいので、子どもが扱いやすい大きさに切ります。そしてデコボコしている面にスタンプインクを付けて紙にポンと押すだけです。丸いかわいい模様が現れるので、この柄を使った工作を楽しんでみてはいかがでしょうか。
プチプチの丸の並びはブドウの房のようにも見えるので、ブドウ型に切り抜いた紙にスタンプでポンポン押すとカラフルなブドウができあがります。
自分の手足でスタンプ
何か材料を用意しなくても、子ども自身の手足を使えばたちまち楽しいスタンプ遊びが可能になります。どうしても材料が何も用意できなかったときにも役に立ちますよ。その場合はスタンプインクではなく、水彩絵の具を用意しましょう。水である程度薄めた状態にし、絵筆で手や足に塗ってあげます。そして紙にペタッと押しますが、子どもが歩き回ってしまう前にスタンプは先に押し終えてしまったほうが安心でしょう。
手足スタンプでいろんな手型・足型がついたらそれを利用してどんなお絵かきができるか一緒に考えると楽しくなります。もし悩んでいるようなら、例えば足跡でペンギンやタコなどヒントを出してあげるとスムーズにできるはずです。
スタンプあそびで楽しく知育!
簡単で楽しくできるスタンプ遊びは、子どもが大好きな遊びのひとつです。どんな絵ができあがるか、どういった絵を描くことができるかなどを楽しみながら考えさせることにつながります。身近な素材を使ってちょっと手作りするだけで始められるスタンプ遊びを親子でチャレンジしてみましょう。