あまい・しょっぱい・からいなど、味を表現する英語をまとめました。海外に出かけた際はもちろんのこと、国際化が進んだ現代では国内であっても「味を英語で伝えられる」のは有意義なこと。使える英語の味表現をシチュエーションや、表現の仕方などを交えて確認しましょう。
英語の味表現を子どもと一緒に覚えよう
海外旅行・ホームステイ・国内にある外国人シェフの飲食店・外国人の友人とのホームパーティー……。海外に出かけた際はもちろんですが、国内でも味を英語で表現する機会は増えてきました。子どもと一緒に英語のさまざまな味表現を覚えてみてはいかがでしょうか。
交流・行動の範囲が広がるだけでなく、日本語と結び付けて覚えることで語彙力・読解力のトレーニングにもなりますよ。
1.おいしい
・good(おいしい)
・great(素晴らしい)
・supreme(最高)
・superb(見事)
「It tastes superb.(素晴らしい味ですね。)」
・savoury(味のよい、風味のある、香りのよい)
「the savory smell of roast poak (ローストポークの風味豊かな香り)」
・flavorful(風味豊かな、味のよい)
「This lamb was cooked with flavorful herbs.(このラム肉は風味豊かなハーブで調理されたものですね。)」
・tasty(風味の良い、おいしい)
「This salmon is really tasty.(このサーモンは本当においしいです。)」
・delicious(とてもおいしい、風味のよい)
「Thank you for the delicious cake.(おいしいケーキをありがとうございます。)」
2.まずい
・bad(まずい、味が悪い)
「look good but taste bad(見た目は美味しそうだけど、味はまずい)」
・awful(ひどい)
「The dessert really tastes awful.(このデザートはひどい味だ。)」
・terrible(実にまずい、ひどい)
「It was terrible.(ひどい味でした。)」
・disgusting(胸が悪くなるような、とても嫌な)
「The cookies tastes disgusting.(このクッキーは吐き気がするくらいまずいよ。)
3.まあまあ
・It’s not bad.(まあまあかな。)
【例文】
A:I made the chocolate truffle for you. Do you like it?
(あなたにトリュフチョコを作ったの。どうかな?)
B:It’s not bad. Maybe you can put more sugar.
(悪くないね。もう少し砂糖を増やしたら良いかも。)
・It’s okay.(普通だね。)
【例文】
A:You’re trying a new Pork bone of the ramen shop.Is it good?
(あのラーメン屋の新しい豚骨味だよね。おいしい?)
B:It’s okay.
(普通だね。)
4.あまりおいしくない
【例文】
「This juice isn't very tasty.(このジュースはあまりおいしくないね。)」
「It isn't very delicious.(それはあまりおいしくないです。)」
5.からい
・hot(ヒリヒリする、熱を感じる辛さ。胡椒・カレーなど)
「Make it as hot as you can.(できるだけ辛くしてください。)」
・spicy(薬味・スパイスが効いている辛さ)
「Are you all right with spicy food?(あなたは辛い食べ物は大丈夫ですか?)」
・piquant(ピリッとして食欲をそそる辛さ)
「The chicken has the piquant burning taste of peppers.(このチキンはピリッとした胡椒の味がします。)」
6.甘い
・ sweet(甘い。糖や蜜の甘さを表す表現。幸福感を感じる味という意味合いもある)
「The cake is sweeter than the cherry pie.(このケーキはそのチェリーパイよりも甘い。)」
・ sugary(甘い。砂糖がふんだんに使われている甘さを表す。日本語の「甘ったるい」に近い意味合い)
「He consume sugary beverages.(彼は糖分の多い飲料を飲む。)」
7.酸っぱい
・sour(酸っぱい、酸味のある。オレンジ・レモンなどの柑橘系フルーツの酸っぱさに使われる)
「Lemon is sour.(レモンは酸っぱい。)」
・tart(酸っぱい。ヨーグルト・ワインなどの酸味を表現)
「This yogurt is tart.(このヨーグルトは酸味がある。)」
・vinegary(「vinegar(酢)」が由来の「酸っぱい」。お酢のような酸っぱさを表す)
「It tastes a wee bit vinegary.(ちょっと酸っぱい。)」
8.苦い
・bitter(苦い)
「It tastes bitter.(これ苦いよ。)
「This medicine tastes bitter.(この薬は苦いです。)」
9.しょっぱい、濃い
・salty(しょっぱい)
「The miso soup are too much salted. (この味噌汁は塩辛いよ。)」
・strong(味付けが濃い。くどい。「This (食べ物名) is strong.」のように使用)
「This fried rice is strong.(このチャーハン味がくどいね。)」
10.味が薄い
・bland(味が薄い。風味に乏しい)
「This is so bland. I need to add some soy sauce.(この味付けは薄いですね。醤油を足しましょう。)」
・plain(あっさりした。味付けされていない)
「I like plain yogurt.(私は無糖ヨーグルトが好きです。)」
味を表現する言葉を増やそう
しかし日本語にも旨味のある、風味豊かな、コクがあるなど、どんな風においしいのかを表す言葉はたくさんあります。毎日の食事の中で、味の感想を「おいしい」ではない言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。日本語・英語どちらでも構いません。どう感じる味わいなのか、とにかく具体的に表現する習慣をつけます。
子どもの表現力・語彙力アップにつながるだけでなく、パパママの料理へのモチベーションも上がりそうです。