日本には四季折々の季節があり、さまざまな行事がありますよね。お正月にはおせち料理を食べたり、節分には豆まきをしたり9月にはお月見など……一年を通して古くから続くしきたりがたくさんあります。そこでお子さまと一緒に行事を学べる、オススメの本をご紹介していきます。
かわいい絵本『しばわんこの和の行事えほん』
著者 :川浦 良枝(絵・文)
出版社 :白泉社
かわいい柴犬の「しばわんこ」と、愛嬌たっぷりの三毛猫「みけにゃんこ」が、日本の行事を紹介する『しばわんこの和の行事えほん』。
すべてがカラーの絵本になっていて、小さなお子さまにもピッタリです。季節の行事にちなんだ折り紙も載っていて、折り方を見ながら楽しく絵本が読めます。絵のテイストも「和」をイメージしていて、あたたかみを感じる作品となっています。
この「しばわんこの和のこころ」の絵本シリーズは他にもたくさん出ていて、人気がありお子さまのためにひと通りそろえるのもオススメです。
学習図鑑としてもオススメの『12か月の絵図鑑』
著者 :長谷川 康男(監修)
出版社 :PHP研究所
日本の四季折々の行事だけではなく、大自然の変化や季節ごとに変わる過ごし方なども載っている『季節を知る・遊ぶ・感じる 12か月の絵図鑑』。
子どもたちと一緒にできる遊びや学習、四季を彩る歌やうつくしい言葉の季語や俳句などもうらした、学習図鑑としてもオススメの一冊です。
また、日本古来の伝統的なしきたりだけではなく、ハロウィンやホワイトデー、ゴールデンウィークといった新しい行事までしっかりと入っています。
『うたう♪たべる!あそぶ! 12か月の行事のえほん』
著者 :新谷 尚紀(監修)/井桁 容子(監修)/講談社(編集)
出版社 :講談社
1年のはじまりとなるお正月からクリスマスまで、さまざまな行事がつまった『うたう♪たべる!あそぶ!12か月の行事のえほん』。
日本らしい行事やしきたりの由来を、子どもと一緒に学ぶことができる一冊です。かわいいイラストとひらがなで書かれた絵本を見ながら、歌や工作・料理を通して、楽しく行事にふれることができます。子どもたちにわかりやすい内容で、心が豊かに育つように考えて構成されているのも特徴です。
『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』
著者 :すとう あさえ(文)/さいとう しのぶ(絵)
出版社 :のら書店
「年神さまから魂を授かる」といったお年玉の由来や、さまざまな行事のお話が楽しめる『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』。
伝統行事をはじめ信仰心や自然など、豊かな心をもつ日本人のうつくしさをあらためて感じられる内容となっています。そして絵本になっているため、説明がすんなりと入ってくるのもポイント。自然を身近に感じたい都会に住むお子さまに、ぜひオススメしたい一冊です。
楽しく学べる『12か月の行事えほん』
著者 :いけずみ ひろこ(作・絵)
出版社 :PHP研究所
まんぷく山に引っ越してきた「たぬき田一家」が、さまざまな行事を楽しく繰り広げる『12か月の行事えほん』。
まんぷく山で毎月おこなわれている行事と、お正月の福笑いや夏祭りなど季節の風物詩もご紹介しています。行事を体験するたぬきのイラストがとてもかわいくて、小さなお子さまに読み聞かせするのにピッタリの絵本です。