2022年10月05日 公開

【体験談】夏休みの自由研究を学外のコンクールに出してみよう!

頑張って作った夏休みの自由研究。ただ提出するだけではもったいない。せっかくなので、外部のコンクールに応募してみませんか?親や先生ではない、第三者から評価される経験は、子どもの自信につながります。

頑張って作った夏休みの自由研究。そろそろ学校の展示を終えて、自宅に返されてきた頃でしょうか。
何を研究するのか決まらない、なかなかやろうとしない子どもにガミガミ怒ってしまう、サポートする親側にも大きな負担がありましたよね…。
我が家も全然手をつけない息子に不安になったり、一緒にまとめながらイライラ怒ってしまったり、とっても大変でした。
一生懸命やった自由研究ですが、正直なところ、先生やクラスメイトから褒められるだけ。「提出すること」が目的で、詳細のフィードバックなどもあまりなく、その内容まで評価されていない・・というのが現実ではないでしょうか。(もちろん、きちんと内容をみてフィードバックくださる先生がいるとは思いますが)

この夏休みの自由研究を、お子さんの自信に変えてみませんか?
何をするかというと、学校外部のコンクールに応募すること。9月中締め切りのコンクールが多いので、今から応募できるコンクールは少ないですが、まだまだチャンスはあります。

せっかく頑張って作った自由研究。学校内の評価にとどめておくなんて勿体無い。学校の外に出してみることで、評価される可能性を秘めています。

頑張った自由研究、学外コンクールで受賞!

我が家の息子は、小学1年生の時、夏休みの自由研究をとあるコンクールに応募しました。親や先生など、近しい大人ではなく、全然知らない人に自分の作品を認めてもらえる。小さい頃からそういう経験ができていたら「自分の考えをアウトプットすることは楽しい」と思えるのではないか。そう思ったのです。ダイヤの原石であっても、発信しないと見つけてもらえない。そのチャンスを広げるためにも応募しました。

結果、なんと賞を受賞。大賞・金賞のような大きな賞ではありませんが、「審査員賞」をいただき、立派な賞状と商品が自宅に送られてきました。
学校の担任の先生に報告すると、ぜひ学校で表彰させてくださいと言っていただけて、体育館でみんなの前で表彰をしていただけました。クラスのみんなに「おめでとう!」と言ってもらえたり、他の学年の先生方や学童で一緒の知らないお兄ちゃんお姉ちゃんにも「すごいね! おめでとう!」と声をかけてもらったそうです。
このように「人から認められる経験」を増やすことで「深く学ぶことは楽しい!」ときっと思えるようになるはずです。

息子も「賞をもらえた」という経験が、大きな自信となったようです。自身の研究が、知らない人に評価されている。そしてその評価されたことが親をはじめいろんな人が褒めてくれる。
このコンクールの受賞を通して、「自分は虫博士だ」という気持ちがより一層強くなったと感じています。

2年生の際にも応募し、再度「審査員賞」を受賞。そして3年生の今年は、「もっといい賞が欲しい」と、上を目指す発言をしていました。
今年も応募しましたが、どのような結果になるか楽しみです。

学校外で応募できる!おすすめコンクール7選

9月中締め切りのコンクールが多いため、10月の今応募できるコンクールは少ないですが、
けれど、まだまだいくつかあります!
コンクールによっては、他のコンクールとの重複での応募はNGだったりと、決まりがあるのできちんと詳細は確認されてくださいね!

10月以降も応募できるコンクール

コンクール名自然・科学観察コンクール
締め切り2022年10月31日(月)(当日の消印または宅配便受付印有効)
対象小・中学生
応募部門動・植物の生態・成長の観察記録、鉱物、地質、天文気象の観測など、自由。
主催毎日新聞社 自然科学観察研究会
詳細URLhttps://www.shizecon.net/
概要昭和35年から半世紀を超えて続く、全国の小・中学生を対象とした理科自由研究
コンクール。
自由研究の発表の場として、動・植物の生態・成長の観察記録、鉱物、地質、
天文、気象の観測など、自由なテーマでの作品募集を毎年行っています。
コンクール名虫や植物とふれあうコンテスト
締め切り2022年10月31日(月)
対象小・中学生
応募部門実験と研究部門、作文部門、絵画部門、工作部門、音楽部門
主催フマキラー
詳細URLhttps://www.fumakilla.co.jp/kids/contests/index.html
概要虫や植物を題材にした自由な創作を募集しています。
大賞は、フマキラー広島工場への招待。
コンクール名全国児童才能開発コンテスト
締め切り2022年11月15日(火)必着
対象小学生
応募部門科学部門、図画部門、作文部門
主催公益財団法人 才能開発教育研究財団
詳細URLhttps://sainou.or.jp/contest/
概要全国児童の「豊かな感性・情操」を養うとともに、児童の基礎学力である「文章による表現・コミュニケーション能力」「創造的な表現力」「科学的な思考力」を育て、 小学生の文化的・科学的才能の育成をめざすことをねらいとしています。
※科学部門は、団体や学校の推薦が必要

9月締め切りのコンクール

もう締め切りは過ぎてしまいましたが、9月中締め切りのコンクールがたくさんあります。
是非来年は、コンクールの応募も視野に、夏休みの自由研究に取り組んでみてはいかがでしょうか?
※2022年の情報を記載しています
コンクール名パソコン×自由研究コンテスト
締め切り2022年9月11日(日)必着
対象小・中学生
応募部門-
主催学研キッズネット
詳細URLhttps://kids.gakken.co.jp/jiyuu/contest2022/
概要「Microsoft Powerpoint」をはじめとするMicrosft Officeアプリケーションのほか、プログラミングアプリなどを使用してパソコンやタブレットなどで作られた自由研究の作品を募集しています。
コンクール名「科学の芽」賞
締め切り2022年9月17日(土)消印有効
対象小学3年~高校生
応募部門-
主催筑波大学
詳細URL https://www.tsukuba.ac.jp/community/students-kagakunome/oubo/
概要自然現象の不思議を発見し、観察・実験して考えたことをまとめましょう。
素直な疑問や発見があるもので、この一年間で新しく発見したことを中心にまとめた作品を募集します。
コンクール名全国学芸サイエンスコンクール
締め切り2022年9月22日(木)
対象小学4年生~中学生、高校生
応募部門理科自由研究部門、自然科学研究部門、社会科自由研究部門、人文社会科学研究部門、絵画部門、書道部門、小説部門、詩部門
主催株式会 旺文社
詳細URLhttps://www.obunsha.co.jp/gakkon/index.html
概要幅広く多様な分野に多くの部門を設け、児童生徒のみなさんがそれぞれの得意分野で制作した作品をご応募いただける総合コンクール。
コンクール名全国小・中学生作品コンクール
締め切り2022年9月30日(金)
対象小・中学生
応募部門国語部門、社会科部門、理科部門、生活科部門、英語部門、プログラミング部門
主催子どもの文化・教育研究所
詳細URLhttps://www.child-lab.com/sakuhin/info/what.html
概要全国の小・中学生に自由研究のきっかけと、発表の場を与え、さらに継続研究の楽しさを知ってもらえれば…という趣旨のもとに、毎年「全国小・中学生作品コンクール」をおこなっています。

 

頑張って取り組んだ自由研究が評価されるチャンスに!

実はたくさんある外部のコンクール。多くのコンクールは、応募表を書いて送付するだけ。
学校以外の場所で子どもを評価してもらえる可能性があるので、ぜひ応募してみてください!

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この記事のライター

竹澤 夏央
竹澤 夏央

IT企業でフルタイム勤務の1児の母。子どもが小さい頃に離婚し、シングルマザー。 セブ島親子留学、テレビなし育児、虫育児など、さまざまな育児法を試行錯誤中。仕事100%の毎日を過ごしていたが、転職を機に、2019年1月からツイッター、2019年8月からポッドキャストで発信を始め、2020年12月からは音声メディアVoicyのパーソナリティに。子育て、キャリア、後天的ポジティブなどについて語る「虫育児ワーママレベルアップラジオ」を毎朝配信中。1年6カ月間、1日も欠かすことなく毎日音声配信をしている。7年間育児をした経験から「虫育児」の素晴らしさに気づき、広める活動をしている。息子は小2の虫博士。