新しい年が近くなると次の干支が気になります。今回は知っているようで知らない干支と十二支の違いや、2021年の干支「丑(うし)」についての豆知識を紹介します。
今回は知っているようで知らない干支と十二支の違いや、2021年の干支「丑(うし)」についての豆知識、縁起物としての役割などを紹介します。
十二支「丑(うし)」にまつわる豆知識
また「紐」という字に「丑」が使われることから、何かを結びつける、つなぐ、つかみ取るといった意味が込められ、豊かさをもたらす縁起のいい動物とされています。他にはどんなエピソードがあるでしょうか。
「ウシ」が十二支に入った由来
ウシは歩くのがゆっくりなので、まだ暗いうちに出発しました。その甲斐があり1番最初に到着したはずが、背中に乗ったネズミに先をこされてしまい2番目になったというお話です。そんな用意周到で努力家の「ウシ」を崇め、神様として祀っている神社もあるそうです。
ウシ年生まれの性格
それではウシ年の人たちは、どんな性格と言われているのでしょう?
・努力家
・忍耐強い
・思慮深い
・マイペース
■参考URL
https://happy-card.jp/ne/oshiete/history/eto_yurai_seikaku/2728.html
https://nenga.templatebank.com/column/031/
確かに「牛の歩みも千里」ということわざがあります。歩みは遅い動物だけど、休みなく歩き続ければ千里(1里=約4km)でも行くことができる、一歩一歩努力すれば、やがて困難な目標へたどり着くことができる、という例えにウシが使われています。
そうなるとわが子の干支のキャラクターが気になりますよね!そんな方には「12支キッズのしかけえほん」シリーズが面白いです。十二支のはじまりのお話も一緒に読めるので、読み聞かせにもおススメです。
【知りたい】干支と十二支の違い
【解説】干支と十二支は違う!
明確には干支と十二支は違い「十干(じっかん)」と「十二支」を組み合わせたものを干支と呼びます。
この十二支と十干を1文字ずつ組み合わせたものが「干支」です。そして10と12の最小公倍数ということで、干支は60パターンあります。つまり干支がひと回りするのが60年ということから、60歳の誕生日を「還暦」としてお祝いをするわけです。
2021年の干支は「辛丑(かのとうし)」
振り返ってみると、何か新しいことが始まったりしている印象です。2021年はどんな年になるのか、楽しみですね。
【あやかろう】縁起物としての干支の役割
・年賀はがき
郵便局で取り扱う年賀はがき、最近はバラエティに飛んでいますが、その切手の部分には新しい年の十二支が描かれています。年賀状にも新年の干支を書いたり、新しい年を縁起のいい十二支で彩ります。
・神社仏閣のお守りや絵馬
初詣に行くと、新しい年の干支が描かれた絵馬に願いを託したり、十二支のモチーフが入ったお守りも授与されています。お守りは自分の干支を選ぶことが一般的ですが、その年の干支でもご利益がありそうですね!
・干支の動物の置物
毎年玄関やリビングに干支をモチーフにした置物を飾る家庭も多いそうです。干支は中国が発祥なので、風水的にもその年の守り神として縁起を担ぐアイテムとされています。
・年男・年女
豆まきの時には鬼の役を、地方によっては新しい年のお飾りは年男・年女がするなど、日本文化にもしっかり浸透しています。その年の神様のご加護があるということで、縁起の良さを表しています。