老若男女誰もが楽しめて、脳を刺激してくれるパズル遊びですが、脳の80%が形成される3歳前後のお子さまには大変有効だと言われています。お子さまの発達に合わせた適切なパズルをプレゼントして、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。知育効果抜群のおすすめパズルを年齢別にご紹介します。
全脳をバランスよく刺激するパズル遊び
完成図や次のピースを予想する力や、ピースの形や色を見て正確にはめ込むため、観察力も身につきますし、完成させるためには集中力や論理的思考も必要になります。
パズルに必要な能力はほかにも、記憶力や直感、ひらめきなどがあります。
脳に最適な刺激を与えるためにも、お子さまの発達と興味に合わせて適切なパズルを選ぶことが大切ですね。
パズルデビューは「型はめパズル」で(1歳~)
販売元 :Wishtime
ピッタリとはまる穴にピースを落としていく、1歳前後のお子さまにおすすめのパズルです。
指先を使い、利き手以外の手で箱を抑えなければいけないため、体を使うパズルでもあります。
形を認識しなければ穴に落ちないので、試行錯誤して落ちるまで頑張らなければいけません。
ポトンと穴に落ちたとき、お子さまはその充実感を笑顔で表現してくれるにことでしょう。
パパママの手助けでジグソーパズルにチャレンジ!(2歳~)
販売元 :テンヨー
はじめてのジグソーパズルは10ピースがよいと言われています。しかし、最初からすべてのピースをはめ込むのは難しいので、9ピースをパパママがはめて、最後の一つをお子さまにはめさせてあげましょう。
何度か繰り返して、1ピースがはめられるようになったら、はめるピースを増やしていくとよいようです。
1~2歳のお子さまにおすすめの10ピースですが、お子さまの発達に合わせてピースを調節してあげましょう。
タングラムで幾何学的思考を身につける(3歳〜)
販売元 :Better baby
10ピースのジグソーパズルが簡単にできるようになったお子さまには、タングラムがおすすめです。
ジグソーパズルのようにピースをはめ込むだけでなく、タングラムは図形の組み合わせなので、最初は難しいかもしれません。標準的には3歳からチャレンジできるようです。
数学ができる方にとって、タングラムは“図形が見える”ようです。
そのような幾何学的思考を幼いころから身につけておくと、幾何学問題を解くことに抵抗がなくなるかもしれませんね。
目標は100ピースのジグソーパズル(6歳〜)
販売元:テンヨー
5〜6歳くらいになると集中できる時間も長くなるので、100ピースのジグソーパズルができるようになるお子さまも増えるそうです。
絵が複雑になるので、大人でも完成させるのに気力が必要ですよね。
お子さまが大変そうにしていたら、アドバイスをしたり励ましたりして、パズルの完成を手伝ってあげてもよいでしょう。
100ピースのジグソーパズルを完成させた充実感で、お子さまはもっとパズルがやりたいと思うに違いありません。
知育効果の高いパズルは学力アップに直結する
いきなり難しすぎるパズルをお子さまに与えると、負荷が大きすぎてパズルが嫌いになってしまうかもしれませんので、お子さまにちょうどよいパズルを与えて、一人でできるようになるまで手助けをしてあげてください。
お子さまは楽しくパズルで遊ぶことができ、その結果として知能の向上が期待できるでしょう。