栄養たっぷりで、いろいろな素材との相性の良いごま和え。和食はハードルが高いように思いますが、実はとっても簡単なんです。しかも、ごま和えを日々の食卓に取り入れてから、息子たちは何でも野菜を食べるようになりました!作り方の基本から肉料理への応用までをご紹介します。
ごま和えの基本の材料
例えば、ほうれん草1束には、白ごま大さじ1と1/2、しょうゆ大さじ1/2、砂糖大さじ1/2程度。2束使って作る場合は倍量で、ごま大さじ3、しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ1という具合です。
砂糖は、野菜の甘みに応じて調整してみてくださいね。
作り方は、まず炒りごまをすり、しょうゆと砂糖を混ぜて完成です。ゆで野菜と和えたら、あっという間にごま和え野菜のできあがり♪
他の調味料を加えて、お子さん好みの味を見つけてみるのもいいですね。たとえば、みりんを入れると、風味が出ます。みりんを使う場合は、一度加熱処理をしてアルコールを飛ばしておくと、お子さんも安心して食べられますよ。
ごま和えをおいしく作るコツ
まず、ごまは少しつぶが残るくらいにすりましょう。すりごまでも問題ないですが、炒りごまをすったときのふわっと立ちのぼる香りは、とても心地よいものですよ。少しつぶが残ることで、野菜の味とうまく調和するのです。
続いて水分調整ですが、特に葉物野菜やブロッコリーなど、水気をしっかり切ってから和えるようにしましょう。食べる直前に和えるのがおすすめです。
ごま和えは、食材によっても少しポイントが変わってきます。筆者は、具体的に作り方やコツがわかりやすく図解されている、下記のリンクページから多くを学びました。
ごま和えを美味しく仕上げるレシピのコツ・工夫:白ごはん.com
ごま和えにおすすめの野菜
・ほうれん草
根本に切り込みを入れよく洗ってから、ゆでます。冷水にとり、水気をよく絞ってから和えます。栄養たっぷりの根本も、ぜひ使ってくださいね。
・小松菜
塩を一つまみ入れたお湯でゆがきます。水気をよく絞ってから切って、和えましょう。
・ブロッコリー
食べやすいサイズに切って、塩を一つまみ入れたお湯でゆでてから、よく水を切って和えます。きのこ類を加えてもおいしくいただけます。
・ピーマン、パプリカ
細切りにし、ラップをかけてレンジで2分ほど加熱、もしくはさっとゆでて使います。
・オクラ
塩で板ずりしてからゆでます。水っぽくならないよう、丸ごとゆでてから食べやすいサイズに切ってください。
・にんじん
3~4cmの細切り(筆者はスライサーを使用)でさっとゆでます。
・れんこん
お酢を少し入れたお湯で軽くゆでてから、使います。
・もやし
塩を少し入れたお湯で軽くゆでてから、和えてください。 ごまはしっかりめがおすすめです。
・なす
しばらく水につけてあくを抜き、レンジでチン、もしくはさっとゆでましょう。
どの野菜も、歯ごたえが残る程度にゆでると、おいしく仕上がりますよ。
中華風&洋風にアレンジ
中華風のタレ
洋風のタレ
お肉とも相性抜群!ボリュームアップ!
おかずとしてボリュームも増え、お料理のバリエーションが広がること間違いありません!ごま和えタレも、しょうがを足したり、ポン酢にすりごまを加えるなど、塩分に気を付けながら食材に合わせて応用してみてください。
以下の参考レシピでもおわかりいただけると思いますが、お肉を使ったごま和えも、とっても簡単です!肉のうまみとごまの風味が合って、とてもおいしいですよ。
牛肉
1:ほうれん草をゆでて、水気を絞っておきます。
2:牛肉を熱湯に泳がすように、ゆでておきます。
3:基本のごま和えを作り、食べやすい長さに切ったほうれん草と牛肉をボウルなどに入れ和えます。
豚肉
1:小松菜を食べやすい長さに切って、ゆでます。
2:豚肉は、酒を入れた熱湯でゆでておきます。
3:水気を切った1と2をボウルなどに入れ、基本のごま和えと和えます。
野菜大好き!ごま和え生活はじめませんか?
たくさん作ってストックにするのもよいですし、ゴマをすったり和えたりのお手伝いメニューとして導入してもいいですね。甘さも手伝って、息子たちも競うように食べるごま和え野菜。ご家庭に合った方法で、ぜひお楽しみください。