空からチラチラと降ってきて、まわりの景色を一変させてしまう雪。まだ「雪」というものを知らないお子さまにとっては、不思議でたまらない世界ですよね。0-2歳のお子さまにおすすめの雪の日に読みたい絵本をご紹介します。雪の降る様子、楽しい雪遊びの様子などが満載です。
雪の音が美しい『ゆき ふふふ』
著者 :文 ひがし なおこ,絵 きうち たつろう
出版社 :くもん出版
「ふわふわ」「ふふふ」「しゅわん」「じゅわじゅわ」と雪の降る音、雪の様子が素敵な言葉で表現されています。
丸めた雪玉にそれぞれ顔がついていて、その雪玉たちを「まっしろちゃん」と呼んでいるのもかわいいです。
読んでいると、早く雪と遊びたくなってしまうような絵本です。
雪山でお風呂にどぶーん!『やまのおふろやさん』
著者 :作・絵 とよた かずひこ
出版社 :ひさかたチャイルド
雪山にあるお風呂屋さん。しんしんと雪が降る中、サルやイノシシなどの動物たちが「わっ、おふろだ!」と湯船に次々飛び込んでいきます。そこへ雪だるまさん一家も飛び込んで……。お風呂に入った動物たちの本当に嬉しそうな表情が印象的です。
繰り返しの言葉が多いので、小さなお子さまも覚えてしまい、一緒に楽しめます。
お風呂さんは「どっこいしょ」と杖をつきつきどこかへ行ってしまいますが、実はこの絵本、シリーズになっています。
『もりのおふろやさん』『どうぶつえんのおふろやさん』など他にもいくつかお話がありますよ。
お外でいっぱい遊ぼう!『ゆきあそび』
著者 :作・絵 たちもとみちこ
出版社 :教育画劇
朝起きると、窓の外の景色が真っ白に変わっていた!そんなワクワクする1日のはじまりです。
ぶたくんはあったかい服装に着替えて外に飛び出し、お友だちと雪合戦やそり遊び、スケートに雪だるま作り……楽しい雪遊びがたくさん描かれています。
絵が上や左右に大きくなる仕掛けもいっぱいです。
雪の日にはもちろん、雪がなかなか降らないなぁという日にもおすすめの一冊です。
しかけがいっぱい!『ペネロペ ゆきあそびをする』
著者 :文 アン・グットマン ,絵 ゲオルグ・ハレンスレーベン,訳 ひがし かずこ
出版社 :岩崎書店
テレビでもおなじみ「ペネロペ」の絵本。
雪のつもったお外に飛び出して、スキーや雪合戦、雪だるまを作ったりして遊びます。
この絵本のすごいところは、さまざまな仕掛け。
ブーツを履いたり、ペネロペが回転しながら転がっていったり、雪合戦の雪玉が飛んだりと想像以上に豪快な動きをします。
お子さまたちも目を輝かせて楽しんでくれますよ。
パパママもしかけの仕組みにびっくりするかも。
『ペネロペゆきあそびをする』は、この「しかけえほん」のほかに、しかけのない「おはなしえほん」もあります。
購入される際にはお気をつけくださいね。
絵本の世界でも楽しい雪遊びの1日を!
雪遊びの前でも後でも、またまだ雪を見たことがないお子さまも、楽しい雪の日のワクワクする気持ちでいっぱいになることでしょう。