今、大人から子どもまでを魅了しているという、巷で話題の『うんこ図鑑』を親子で読んでみました。子どもが好きな「うんこ」から学ぶ楽しさを体験でき、また「うんこ」を通してのインプットで、調べる、比べる、覚える力が身につきます!『うんこ図鑑』の見どころを紹介します。
子どもたちの「うんこ」大合唱がすごい!これはものすごい熱意です
わが家の5歳の息子も、うんこ大好き期に突入したようで、所構わずお友だちと一緒に「うんこー!うんこー!」と叫んで爆笑しています。あまり大きな声でうんこコールをされると、一緒にいる私はちょっと恥ずかしい!そのうんこパワーを、もっと違う方向に生かして欲しいものです……(涙)。
そんなとき、知り合いのママが、いまTwitterなどのSNSで話題になっているという『うんこ図鑑』の存在をおしえてくれました。なんだ、そのタイトル……!?かなり気になる!早速手に取ってみることにしました。
マイナスをプラスに変換!「うんこ」をきっかけに、子どもの興味の幅を広げてみよう!
人間を含む動物のうんこの大きさやにおい、再利用方法など、さまざまな角度からうんこについて知ることができる、うんこそのものの図鑑なのです!
図鑑というと、ちょっと堅苦しいイメージがあったけれど、そこはさすが、うんこ!内容的にしっかりしつつも、ユーモアたっぷりの文章に大人も惹き込まれました。
しかも監修は、あの博学多才な荒俣宏先生。実は、荒俣先生も子どもの頃は、うんこに興味津々な少年だったとか。
もしや……!?うちの息子がうんこ、うんこ言っているのも、プラスに変換すれば、どんどん知識を身につけるきっかけになるのかも!?
この『うんこ図鑑』は、文字が読めなくても動物のイラストや、うんこのビジュアルだけでも子どもが十分に楽しめそう!興味の幅を広げるきっかけになれば……!!と、早速息子と一緒に『うんこ図鑑』を読んでみることにしました。
著者:荒俣宏 (監修)
出版社:日本図書センター
比較することで、子どもの「知りたい!」を刺激する
体の大きさと比例していないところが面白く、ライオンよりも人間のうんこの方が大きいという事実に、息子は「ええ~!なんで!?」と驚いていました。この純粋な疑問が、自身で「調べる」ことにつながるんですね。こういう気持ちで勉強に取り組んだら、調べることもすごく楽しめそう!
他にも、いいニオイのうんこをする生き物がいたり、うんこを再利用する文化に触れていたりと、内容も盛りだくさん。私も、息子と一緒になって「なるほど~!」と夢中で読み進めて、親子で学ぶことのおもしろさを体験できました。
子どもの好きな「うんこ」を通じた知識のインプットは、記憶の定着につながる!?
これには、息子もびっくりした様子。「パンダ=40回のうんち」という記憶が定着したようで、上野動物園のシャンシャンがテレビに写るたびに「一日40回もうんちするなんて、パンダはうんちで忙し過ぎだよ~!」と、同情的な眼差しを向けています。
気分はちびっこうんこ博士!?人に話したくなる!うんこの豆知識
しかも困ったことに、うんこについての豆知識って、面白いから人に教えたくなっちゃうんですよね……。息子も楽しそうに「ライオンのうんこってね~」と、その知識を披露してくれるようになりました。興味がどんどん広がることは、親として嬉しい限り!
だけど、前よりもうんこの話をする機会が増えちゃったかも(笑)!?仕方ないので、私ももう少しお付き合いするしかないですね……。
子どもの「うんこパワー」は無限大です!ぜひ皆さんもそのパワー、解き放ってみてはいかがでしょうか!『うんこ図鑑』、おすすめですよ。