卒園時の文集に子どもに送るメッセージ、何を書いたら良いか悩みませんか?できれば、印象に残る内容にしたいですよね。おすすめの文例から、メッセージを考えるコツや書き方など、筆者の体験をふまえてご紹介します。一生の宝物になる卒園文集のメッセージを考えてみませんか?
卒園文集の内容とは?
ほとんどの幼稚園や保育園では、卒園式で卒園文集が配られます。園によって違いはありますが、おおよその内容は次のようになっています。
・園長、担任の先生からのメッセージ
・子どもから親へのメッセージ
・親から子どもへのメッセージ
・園での思い出(実施した行事)
・名簿
卒園式の前になると、園から「親から子どもへのメッセージ」をお願いされます。わが家の園の場合は、年明けにお手紙が配られ、2~3文ほどのメッセージを書いて提出するものでした。
なにを書いたらいいかとても悩み、なかなか仕上がらなかったことを覚えています。筆者の経験をふまえ、子どもへ送るメッセージの書き方についてお話ししたいと思います。
園での生活やエピソードを思い出してみる
入園式をはじめ、運動会や発表会など園の行事で撮影した写真やビデオを見るとよいでしょう。保育参観も、普段の園生活の様子がよくわかるのでおすすめです。
動画や写真を見返して、子どもがとびきりの笑顔を見せているシーンや、努力してできるようになったことなどを書き留めておきましょう。そうすれば自然に、メッセージの大まかな内容が決まってきます。
どうしても思いつかない場合、卒園児を持つママ友がいれば、卒園文集を見せてもらうのも一手段です。
実例から卒園文集のメッセージを紹介!
大好き!
・元気いっぱいの〇〇が大好きだよ
・〇〇のニコニコ笑顔が大好き
・がんばり屋の〇〇が大好き
ありがとう!
・楽しい話をいっぱいしてくれて、ありがとう
・ステキな思い出を作ってくれて、ありがとう
・いつも笑顔で過ごしてくれて、ありがとう
がんばったね!
・新しいことにたくさん挑戦できたね
・たくさん笑って、たくさん泣いてがんばったね
・1人でできることが増えたね
・人前が苦手だったけど、発表会で演技ができるようになったね
お友だちがたくさんできたね!
・お友だちといっぱい思い出ができたね
・たくさんのお友だちと仲良くなれたね
応援しているよ!
・これからも笑顔を忘れないでね
・明るくやさしい〇〇でいてね
・いつまでも応援しているよ
卒園文集のメッセージを書くときの注意点&マメ知識
親の書いた文字がそのまま掲載される場合は、字数やスペースの取り方に気を付ける必要があります。ハートやニコニコマーク、絵文字、音符などを入れると見た目がかわいく仕上がりますよ。
また、ペンの太さもポイント。薄すぎると弱々しいイメージになるだけでなく、スペースが空きすぎてしまいます。太すぎると雑な印象を受け、ごちゃごちゃとして読みにくいことも。園でもらうお手紙に先生からの直筆のものがあれば、その太さを目安にしてみましょう。
わが子ならではのエピソードを卒園文集のメッセージに……
「笑顔で過ごせた」「お友だちにやさしくできた」「一生懸命取り組んだ」など、具体的な内容を書いてあげてください。お子さんと卒園文集を一緒に見たときに、そのメッセージから話も広がります。
卒園文集は、大切な宝物です。小学校へ行って辛いことがあっても、卒園文集を読み返せば、前向きな気持ちになれるはず。園生活でがんばれたことや、親が見守っていることが伝わるようなメッセージを残したいですね。