2017年07月08日 公開

海へのおでかけ前におすすめ!好奇心がかきたてられる海の絵本

海は、お子さまにとって不思議なことばかり。「海の中にはどんな生き物がいるの?」「海の向こうはどうなっているの?」などなど疑問はつきません。そんなお子さまの好奇心をさらにくすぐる海の絵本をご紹介します。海におでかけする前に、お子さまに読んであげてはいかがですか?

海は、お子さまにとって不思議なことばかり。「海の中にはどんな生き物がいるの?」「海の向こうはどうなっているの?」などなど疑問はつきません。そんなお子さまの好奇心をさらにくすぐる海の絵本をご紹介します。海におでかけする前に、お子さまに読んであげてはいかがですか?

海のなかってどうなってるの?

 (53754)

タイトル:海のなか のぞいた
著者:よしの ゆうすけ(作)
出版社:福音館書店
「ぼく」は毎年海に来ているけれど、海の中をのぞいたことがありません。でも今年は水中メガネがあります。ぼくが海の中を水中メガネでのぞいてみると、そこにはいろいろな生き物が……。

はじめて海の中をのぞく子どもの視点で描かれています。まだ海に行ったことのないお子さまにとって、海の中は未知の世界。潮だまりにかくれているさまざまな生き物の姿に、「海の世界を早く見てみたい!」と好奇心がくすぐられるのではないでしょうか。

海へ冒険に行った気分に

オセアノ号、海へ! | アヌック ボワロベール, ルイ リゴー, Anouck Boisrobert, Louis Rigaud, 松田 素子 |本 | 通販 | Amazon (57457)

タイトル:オセアノ号、海へ!
著者:アヌック・ボワロベール、ルイ・リゴー(作)、松田素子(訳)
出版社:アノニマ・スタジオ
海の中の世界をステキなイラストと仕掛けで表現した絵本。

海の深い底には何があるのか見てみたい、と思っているお子さまは多いのではないでしょうか。そんなお子さまの好奇心を満たしてくれる作品です。

ストーリーがわからなくても、仕掛けをめくったりきれいなイラストを眺めたりするだけで十分に楽しめます。オセアノ号に乗って冒険に出かけている気分になり、ページをめくるたびにドキドキわくわく。

大人も虜になってしまう、すてきなイラストも魅力的です。親子で冒険気分にひたってみてはいかがでしょうか。

世界の広さを感じる絵本

 (53761)

タイトル:うみのむこうは
著者:五味太郎(作)
出版社:絵本館
誰もが一度は考える、「海の地平線の向こうはどうなっているんだろう」という疑問。

この絵本は、ページをめくるたびに海の向こうの景色が変わります。海の向こうの景色は、海辺にたたずむ少女の想像の世界。はじめは楽しい景色だったのが、徐々に様相が変わり……。

絵本を見ながら、「海の向こうには何があるのかな」と想像したくなる作品です。単純なストーリーなので、小さなお子さまでも楽しめます。

想像を膨らますうちに、海の広さとともに世界の広さにも気づく。そんな絵本です。

新しいことにチャレンジするきっかけに

 (53944)

タイトル:コバンザメのぼうけん
著者:灰谷 健次郎(文)、村上 康成(絵)
出版社:童心社
コバンザメくんはいつもクジラくんと一緒。ある日クジラくんはコバンザメ君に言いました。
「いつもいっしょというのもいいけど、もっとせけんを知らなくちゃ」

クジラくんはコバンザメくんに、世間にはいろいろな仲間がいるということを知ってほしかったのです。そこでコバンザメくんは一人で冒険に出かけます。冒険の中で、クジラくんはどんな海の仲間と出会うのでしょうか。

新しいことに挑戦するのは勇気がいるもの。これは大人も子どもも同様です。この絵本は、コバンザメくんの冒険を通して新しいことに挑戦する大切さや、世間の広さを教えてくれます。

ストーリー中では魚の生態についても触れているので、海の生き物についても学べますよ。

お子さまが新しいことにチャレンジするきっかけになるかもしれません。

海の絵本で「知りたい」気持ちを促して

 (53963)

今回ご紹介した海の絵本は、どれもお子さまの「知りたい」という気持ちや想像力をかきたてるものばかり。

海へのおでかけ前にぜひ読んであげてください。海に対する期待感が高まり、さらに海に行くことが楽しみになるかもしれませんね。

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この記事のライター