甘酸っぱい芳香を放つ可憐な梅の花は、桜とはまた一味違った美しさがありますよね。そこで今回は、子連れで行きやすい「関東の梅の名所」を4カ所選んでご紹介していきます。屋外で自然に触れることも、豊かな心を育む大切なイベントです。ぜひご家族でお出かけしてみてくださいね!
【羽根木公園】東京都内の梅の名所
小田急小田原線梅ヶ丘駅から徒歩5分という、アクセス抜群の世田谷区立「羽根木公園(はねぎこうえん)」は、約650本もの梅が植えられている人気のお花見スポット。毎年2月から3月にかけて「せたがや梅まつり」が開催され、多くの人々の目を楽しませています。
公園内には、テニスコートや野球場などの運動施設のほか、「プレーパーク」という「冒険遊び場」があり子どもも楽しく遊べる要素が満載!
授乳室もありますので、赤ちゃん連れの方にも利用しやすいお花見スポットです。
※2024年のせたがや梅まつりは2月10日(土)~3月3日(日)開催予定です。
【見頃】
12月中旬~3月上旬ごろ(品種によってそれぞれ開花時期が異なります)
【営業時間】
終日
プレーパークは午前10:00~午後6:00
【入園料】
無料
【休園日】
なし
プレーパークは火曜日・年末年始休園
【所在地】
東京都世田谷区代田4-38-52
【アクセス】
小田急小田原線梅ヶ丘駅 徒歩5分
【越谷梅林公園】埼玉県内の梅の名所
埼玉県の梅の名所として知られている「越谷梅林公園(こしがやばいりんこうえん)」は、3月ごろになると梅郷、紅梅など40種類・300本の梅の木が次々と花を咲かせる、人気のお花見スポット。
3月上旬の「梅祭り」や、6月には抽選制で「梅の実収穫体験」が開催されています。
梅祭りにはたくさんの屋台が立ち並びますので、美しい梅の花を観賞しながら、屋台のごちそうに親子で舌鼓をうつのも楽しいですよ。
また、公園内には芝生広場や遊具もありますので、お花見の合間にお子さまが思いっきり体を動かすこともできます。
【見頃】
2月下旬~3月中旬
【営業時間】
終日
【入園料】
無料
【休園日】
なし
【所在地】
埼玉県越谷市大字大林203-1
【アクセス】
東武伊勢崎線北越谷駅 徒歩20分
【田浦梅の里】神奈川県内の梅の名所
約2,000本もの梅が美しい花を咲かせる「田浦梅の里(たうらうめのさと)」は、神奈川県横須賀市にある人気のお花見スポット。2月初旬から3月初旬にかけて「田浦梅林まつり」が開かれ、山頂までの道のりを埋め尽くす梅の花の饗宴は、まさに圧巻!
心ゆくまで、可憐で美しい梅の花を愛でることができます。
素晴らしい景色を堪能できる展望台のほか、広々とした芝生の広場やアスレチックなど、子どもも楽しめる環境が整っているので、お弁当持参で、1日のんびりと過ごしてみてはいかがでしょう。
【見頃】
2月初旬~3月初旬
【営業時間】
終日
【入園料】
無料
【休園日】
なし
【所在地】
神奈川県横須賀市田浦泉町92
【アクセス】
JR田浦駅 徒歩20分
【偕楽園】茨城県内の梅の名所
茨城県水戸市にある「偕楽園(かいらくえん)」は、兼六園(金沢)、後楽園(岡山)と並ぶ「日本三名園」のひとつで、造園されたのは江戸時代という梅の名所です。
千波湖を望む七面山に造られた庭園内には、約100種類・3,000本もの梅の木が植えられていて、一斉に開花する様は見事のひと言!
長い歴史に育まれた美しい梅の花をたっぷりと観賞することができます。
園内には、眼病に効くといわれていた湧水「吐玉泉(とぎょくせん)」や、歴史的建造物の「好文亭(こうぶんてい)」などがありますので、お子さまも歴史や伝統文化を肌で感じることができるのではないでしょうか。
また、「水戸の梅まつり」の開催期間中(2024年は2月10日~3月17日)の土日祝日には、JR偕楽園臨時駅が設けられるなど、子連れで行きやすいオススメのスポットになっています。
【見頃】
2月初旬~3月中旬
【営業時間】
午前6:00~午後7:00(2/20~9/30)
午前7:00~午後6:00(10/1~2月中旬)
【入園料】
大人300円、小人150円、満70歳以上150円(それぞれ団体割引あり)
※梅まつり期間以外は入園無料
【休園日】
なし
※好文亭は定休日が異なります。
【所在地】
茨城県水戸市常磐町1-3-3
【アクセス】
JR水戸駅 バス20分