2020年度の小学校「プログラミング教育」必修化に向け、続々とプログラミング的思考を育む知育玩具が発売されています。アンプラグドなものから高度なプログラミングロボットまで多種多様な商品があるなか、今回ご紹介するのは、なんと3歳から遊べるイモムシ型ロボット「コード・A・ピラー ツイスト」。人気商品のリニューアルです。
「コード・A・ピラー ツイスト」ではじめてのプログラミング体験を!
「コード・A・ピラー ツイスト」は、世界No.1シェアを誇るフィッシャープライスブランドのイモムシ型のプログラミング知育玩具。2016年に日本で発売され、「日本おもちゃ大賞2017」の「エデュケーショナル・トイ部門」で優秀賞を受賞するなど話題になった『コード・A・ピラー』を、より使いやすくリニューアルし、今年8月に新発売されました。
組み合わせは1000通り以上!直感的な操作で3歳から遊べる
5つの胴体にはダイヤルがついており、「前進」「右折」「左折」「音楽」「しゃべる」「動物のまね」「食べる」「眠る」の8種類のコードがそれぞれ4つ搭載されています。これひとつでなんと1,000通り以上の動きをコントロール可能。イモムシの背中のダイヤルをまわして命令をプログラミングし、スタートボタンを押すと、指示通りの順で走行します。
対象年齢は3歳から。ダイヤルについたコードは、矢印や音譜など、小さなお子様にもわかりやすいマークになっているため、遊びの中で自然にマーク(指示)と動きの因果関係を理解していきます。最初は適当にダイヤルを回すだけでもOK。動きのコントロール以外にも音楽やおしゃべりなど楽しい要素が盛り込まれているため、音楽とともに動く様子を見ているだけでも楽しめます。
コード・A・ピラー ツイスト 4つのおすすめポイント
ポイント1:遊びながらプログラミング的思考が身につく
成長に合わせて難易度をあげて遊べるのもおすすめのポイント。自由に走らせて楽しんだら、今度はスタート地点とゴール地点を決めて、イメージ通りに動かせるようにプログラミングしてみましょう。椅子の下をくぐらせたり、障害物をよけたり。ルートを計画し、準備するといったプログラミング的思考の基本が身につきます。
ポイント2: 指示と動きの因果関係が直感的にわかる
「コード・A・ピラー ツイスト」は胴体自体がプログラムになっており、組んだコードが「見える」のが特徴。実際に走らせるなかで計画したルート通りにいかないことがあっても、どこで間違えたのか簡単に振り返ることができ、軌道修正が可能です。試行錯誤を繰り返すことで、考える力や問題解決能力、創造力を育みます。
ポイント3:高い安全基準をクリアしたフィシャープライス製品
「コード・A・ピラー ツイスト」は、安全性と耐久性に徹底的にこだわる、マテル社フィッシャープライスブランドの知育玩具です。フィッシャープライスのおもちゃは、世界の安全基準をすべて検証して、一番厳しいものに合わせており、一般消費者リサーチでも、その品質の高さと信頼性で、メルセデス・ベンツに次いで第2位にランクインしたほど。2020年に90周年を迎える安心のブランドです。
ポイント4:静岡大学との共同研究で教材カリキュラムも開発
2020年より予定されているプログラミング教育の必修化にともない、静岡大学教育学部准教授の塩田真吾氏と「コード・A・ピラー」を活用した共同研究を実施。2018年にはプログラミング指導の教員不足や教材不足を解決するための教育パッケージの提供を開始しました。そして現在も「コード・A・ピラー ツイスト」を使った教育パッケージの開発に向けて塩田氏と共同研究を行っています。
【静岡大学教育学部 准教授 塩田真吾氏のコメント】
本商品では、「試行錯誤しながら、よりよい手順でゴールを目指す」ことで、論理的思考や問題解決能力などのプログラミング的思考を養うことができます。具体的には、「順次」と呼ばれる「ものごとを1つ1つ順番に考える力」が挙げられます。これはプログラミング的思考の基本となるもので、プログラミングだけでなく、他の様々な社会生活においても活用できる力です。
将来の子供たちは、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々なビッグデータをAIが解析し活用できる社会を生きることになります。そのような社会では、AIが示す様々なデータを駆使しながら、問題を発見・分析し、論理的に考えることは、基礎的であり必須の力になります。
決してプログラミングそのものを学ぶのではなく、プログラミングを通して、こうした力を身につけることができれば、将来の子供たちには大きな武器になると思います。【静岡大学教育学部 准教授 塩田真吾氏 プロフィール】
早稲田大学大学院博士課程修了、博士(学術)。静岡大学助教、講師を経て現職。専門は、教育工学、情報教育、授業デザイン。「社会とつながる授業」をテーマに、様々な企業と連携しながら「授業デザイン」について工学的に研究している。主な著書に、『行動改善を目指した情報モラル教育』(2018)などがある。
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