大人になって学習する機会が減ってしまった。みなさんもそうお考えではありませんか?そういった方たちに向けた「MOOC(MOOCs)」というのをご存知でしょうか?そこで今回は、MOOC(MOOCS)とはなんなのか、どういう講義があるのかなど全貌をお伝えします。
そもそも「MOOC」ってなんのこと?
または、MOOCsと書き、「ムークス」と呼ばれることもあります。
では一体、MOOCとは何なのでしょうか?
簡単に言うと、オンライン講義のことです。
2012年にアメリカでスタートし、それから日本や中国やフランスなど英語圏以外の各国でも広がりを見せています。
なお、日本版のMOOCは、日本(JAPAN)の頭文字の“J”をつけて、JMOOCと呼ばれています。
MOOCの講義内容はどんなものがあるの?
したがって、自宅にいながら日本の大学の講義はもちろん、世界各国の大学の講義を受けることができます。
内容としては、統計学やIT関連、そして会計学など多岐にわたります。
その他にもTOEIC用の講義や歴史学などジャンルもさまざまです。
また、講義の内容は常に入れ替わり、興味のある講座を自由に選んで受講することが可能です。
MOOCの受講形態はどんな感じ?
①5本〜10本の講義を受講
(各講義10分程度)
②確認の小テストを実施
→この①②を5セット〜10セット学習します。
③課題を期限内に提出
例えば1ヶ月コースの場合、①②③を4回(4周)繰り返して、最終的に総合課題を提出して終了です。
提出した課題が全て合格点を満たしていた場合のみ、修了証がもらえます。
MOOCを受講するのにお金は必要?
一部というのは、希望者には対面での学習も用意してありますので、その場合は有料になります。
ですので、主婦の方でも会社員の方でも誰でも受講することができます。
ただ、オンライン講義ですので、インターネット回線は用意する必要があります。
もちろんスマホでも閲覧可能ですので、パソコンのないご家庭でも無理なく始められます。
MOOCの代表的な例を教えて?
2014年4月に誕生した日本初のMOOCプラットフォーム。
1講座あたりの受講者が平均約9000人で、最大で2万人が受講した講義もあるほど日本ではメジャーな存在。
また、企業が社員向け研修として利用する例もあり、働く社会人にとってもgaccoは広く利用されています。
「カーンアカデミー」
世界最大規模を誇るMOOCプラットフォームで、対象は小学生〜高校生。
「udacity」
プログラミングや情報学の講義をメインに、社会人に必要な講義も多数用意。
Ios用/Android用のアプリもあり。
「edX」
ボストンのMITとハーバード大学によって設立されたMOOCプラットフォーム。
化学と医学の分野で高い評価を得ています。
隙間時間を使って受講してみませんか?
そのためにも、ご両親の学ぶ姿勢や知識も重要視されています。
スマホがあればいつでもどこでも受講できますので、この機会にMOOCを始めてみませんか?