ケルト人にとっての大晦日。10月31日に、あの世からくる死者の霊や悪魔などに、現世に住むケルト人が悪さをされることを避けるため、お化けなどの仮装に身を包み生者だと認識されないようにしたのがはじまりとされています。

かわいらしく美しい仮装ではなく、おどろおどろしい悪魔や魔女の仮装を選んで行っていたのには、きちんと理由があったんですね。

ですから、悪魔や魔女、お化けなどにこだわらず、好きなキャラクターの仮装をするといった楽しみ方で大丈夫です。

文化の定着とともに、手軽な価格で既製品のコスプレ衣装が販売されるようになってきたので、数千円も出せばそれなりの衣装を楽しむことができます。

小さな女の子に人気のコスチュームは世界的に人気があるアニメ映画のお姫様の衣装や、ふわふわのレースやフリルのついたかわいらしいドレスが多いです。

もちろん、小悪魔ちゃんやジャック・オー・ランタンをモチーフにした魔女の衣装もおすすめです。小道具にカラスや黒猫のぬいぐるみを持たせれば本格的な雰囲気も出ます。

2歳や3歳くらいになって自分の好みをはっきりと伝えられるようになったら、子どもの好みを優先させてあげたいもの。パパやママの好みの衣装を着せるなら、赤ちゃんのうちがチャンスです！

ちいさな赤ちゃん向けの仮装の衣装は帽子とスカート、ヘアバンドとボトムスなどと、ムチムチしたかわいらしい体つきを活かすデザインのものが多くあります。

かわいい衣装に身を包んで、穏やかに眠る姿はとてもかわいくて、思わず写真撮影大会をしたくなりますね。
でも、10月末ともなるともう肌寒い季節です。室温には注意して、赤ちゃんが風邪をひかないように気を付けてあげましょう。

少しの間楽しんだら、温かい格好に着替えさせてあげることが大切です。
また、長時間の仮装を楽しみたい場合は、つなぎタイプなどの温かい衣装を選んであげましょう。素材を選べばそのまま普段着として活用することもできます。