子どもたちから人気のダンゴムシ。大人からしたら理解できない部分も多いかもしれませんが、子どもって本当にダンゴムシが大好きですよね?そんなダンゴムシが主役の絵本や写真絵本などを厳選して5冊ご紹介します。お子さまのためにも、ぜひ親子で読んでみてくださいね!
ほっこりした気分になる「ダンゴロゴロちゃん」
著者:タダサトシ(作/絵)
出版社:PHP研究所
主人公の女の子はダンゴムシが大好き。
あまりの可愛さに、ある日ダンゴムシを袋いっぱいに集めてお母さんに見せます。
すると、見せられたお母さんはびっくり仰天!
びっくりした女の子は慌てて家を飛び出してしまいます。
その途中、坂で転んでしまいダンゴムシがコロンコロンと坂道を転げ落ちます。
起き上がった女の子の目の前には、手をつないで歩けるくらいのサイズに合体した一匹のダンゴムシが。
女の子はそのダンゴムシにゴロちゃんと命名してお友だちになりました。
ダンゴムシの生態をユーモアたっぷりに紹介している絵本で、読んでるとほっこりした気分にさせてくれます。
「かんさつ名人になろう!(6) だんごむし」
著者:横山 正(監修)
出版社:ポプラ社
「だんごむしは何を食べてどのように生活しているの?」
「たまごやダンゴムシの赤ちゃんはどのようにして生まれるの?」
身近に潜んでいるダンゴムシの飼育のコツや知られざる生態などを紹介しています。
「かがやくいのち ダンゴムシ 落ち葉の下の生き物」
著者:皆越 ようせい(著 写真)、岡島 秀治(監修)
出版社:あかね書房
ダンゴムシの生態を詳しく、かつ分かりやすく紹介しています。
夏休みの自由研究にも使える1冊です。
飼育に関する情報や図鑑も掲載されていますので、ダンゴムシへの理解が深まります。
また、美しくもあり迫力満載の写真に、ダンゴムシ好きならずとも釘づけになってしまいます。
「ダンゴムシだんごろう 〜たびのおわり〜」
著者:みおちづる(作)、山本 浩二(絵)
出版社:鈴木出版
貧しい村で大勢の家族と暮らすダンゴムシのだんごろうが主人公の物語。
ある日、だんごろうは常にお腹を空かせている家族を思い、ダンゴムシ天国を探す旅に出ます。
その道中にはだんごろうも予期してないかった様々な事件が……。
果たしてだんごろうはダンゴムシ天国にたどり着くことができたのでしょうか?
「ぼく、だんごむし」
著者:得田之久(文)、たかはしきよし(絵)
出版社:福音館書店
ダンゴムシの生態をユーモラスに描いた自然観察絵本です。
貼り絵をつかったあたたかみのある表現が特徴で、カラフルで親しみやすく、かつダンゴムシがイキイキと描かれています。
落ち葉をたくさん食べる旺盛な食欲や、時折コンクリートをなめる、など人気の割に意外と知られていないダンゴムシの生態がわかり、驚きも与えてくれます。
ダンゴムシの生態を学ぶチャンス!
虫が苦手な方でも、絵本であれば愛着のあるイラストなので楽しく読み進められるはずです。
さらに、写真絵本であればダンゴムシの成長過程や普段何を食べているのかが分かるチャンス!
この機会に、お子さまと一緒に学んでみてくださいね。