知育玩具としてのパズルは定番ですが、買わないといけないものだって思っていませんか?パズルは買わなくとも、おうちにある折り紙で十分楽しめる上、知育にもつながります。せっかくなので、折り紙でパズル遊びをしながら七夕飾りも作って、季節の行事を親子で楽しみましょう!
折り紙は折らなくても楽しい知育玩具です♪
よく「折り紙って、折れるようにならないと遊べないでしょ!」と、誤解している方が多いみたいなのですが、そんなことはありません。今回、ご紹介するのは、「折り紙を折らない図形遊び・パズル」としての遊び方です。
そう!折り紙って、折らなくても楽しく使えるんですよ!ただの色の付いている紙と、侮るなかれ!折り紙って、なかなかにデキる奴なんです。例えば……
・色がきれいで、色が豊富!
・作りが丁寧!(正確な裁断!)
・紙質が上質!
・図形で遊ぶための素質はもちろん、安価!(気軽に使えます)
・加工がしやすい!(子どもが扱いやすい)
などなど。折り紙は、保育者であり、造形作家でもあるわたしの目から見ても、優秀な素材です(うっとり!)。
そんなステキ素材が、身近にあるのに使わないのはもったいない!折り紙のステキな特徴を活かして、折らずに楽しむ簡単な七夕飾り作りをご紹介します。
用意する材料と道具はこちら!
・折り紙
【道具】
・セロハンテープ
・マスキングテープ
・はさみ(カッターでもOK)
・のり
用意するものは、これだけ!今回使った折り紙は、一般的なサイズの15cm×15cmですが、そこはお好みでOK。色もお好きな色が、何色かあれば大丈夫です。
マスキングテープは、飾るときに使うので、パズル遊びだけのときはなくても構いません。
折り紙を切るだけでパズルのできあがり!
折り筋を付け、その折り筋に沿って2分の1サイズ、4分の1サイズ、さらに4分の1サイズを、三角になるようはさみで切ります。
ポイントは丁寧に切ること。カッターの方がやりやすい方は、どうぞ使ってください。
好きな色で、複数枚ずつ用意してください。
折り紙は重ねずに、上下でくっつけます。上の画像は、わかりやすいようにマスキングテープで、2枚が重ならないように貼っています。もちろん、マスキングテープでもOKです!
上下2枚をくっつけた折り紙の白い面が、台紙になります。そのため、テープは色の付いた面に貼りましょう。後で、のりが付きやすくなります。
枚数は、作りたい飾りの数だけ用意しましょう。準備はこれでOKです ♪
さぁ、みんなでパズルを楽しもう!
ぜひ、いろいろな順番や組み合わせを試してみてくださいね。形を合わせることで、空間認識能力や、色の組み合わせを楽しむことで色彩感覚を育てます。
遊んでいるうちに「あら!うちの子、シンプルな組み合わせが好きなのね」とか、組み合わせにこだわりが出てきて、お子さんの意外な面が見れたりもしますよ。
選ぶのに時間がかかっても、さささーっとスピード解決でも、まずはお子さんのペースを優先してみてください。楽しめてさえいれば◎ 集中の続く時間は、関係ありません。
うまく組み合わせができないときは、パパママがちょっと手伝って「こうしたら、できるかも」と、さりげなくお手本を見せてあげましょう。
「違うでしょう!」はNGワード。このパズルは、はまりさえすればどんな組み合わせでも正解です。
配置の途中、ずれるのが気質的にストレス!という方は、パーツの裏に小さく輪にしたマスキングテープで仮留めしてください。
また、小さいお子さんの場合はパーツを大きく、少なくしてみましょう。1歳後半ぐらいのお子さんでも楽しくできますし、もっと小さいお子さんでも「どの色にする?」と色を選ばせて、パパママが貼り付けてあげても、立派なパズル遊びになりますよ。
作ったパズルを七夕飾りにして、楽しい七夕を♪
貼り付けたら、マスキングテープの端を短冊の頭の方に貼って、ねじねじ捻ってこよりにしたら、七夕飾りのできあがり!
笹がなくても大丈夫!壁やお部屋のちょっとしたところに飾って、プチ七夕を家族でお楽しみください♪
そうそう、切って余った折り紙は、小箱やジッパー付き袋に入れてお子さんがいつでも取り出して遊べるようにしておくとよいですよ!簡単な遊びでも、繰り返し遊ぶことが子どもたちの成長には大切なのです。