テレビなどのメディアでも紹介され、教育関係者を中心に話題を集めている「ヨコミネ式教育」。幼稚園や保育園でも既に導入しているところもありますが、どのような教育なのでしょうか? そこで今回は、ヨコミネ式教育方法やメリット、導入している幼稚園・保育園をご紹介します。
ヨコミネ式教育ってどういう教育方法?
横峯氏は「全ての子どもが天才である」という見解のもと、子どもたちの自ら学ぼうとする力に注目しました。
そして、「心の力」「体の力」「学ぶ力」をバランスよく鍛えることで、将来、自分の力で夢を実現することを目的としています。
ヨコミネ式教育の軸となる3つの力
読み・書き・計算を繰り返し学習することで、「学ぶ力」を鍛えます。
「求める知識を自らの意思で学べる子」になってもらうことを目標としています。
・体の力
運動神経のベースとなるものは6歳までに発達すると言われています。
したがって、この時期にバランスよく体を動かすことで運動能力の基礎となる「体の力」を鍛えます。
・心の力
トラブルなどに直面してもくじけない心はもちろん、他人を思いやる気持ちを育むことが重要です。
そのためにも、幼児の内から様々な経験を積ませ、それがたとえ失敗しても自ら乗り越えるための「心の力」を鍛えます。
これら3つの力こそが将来、自分の道を切り開く際に必要な力だとしています。
ヨコミネ式「4つのスイッチ」とは?
・子どもは競争したがる
「負けたくない」という競争心を持つ幼児期の子どもたち。
子ども同士で刺激しあうことで、取り組むことへのやる気を引き出しています。
・子どもは真似したがる
真似したがる幼児期の子どもたちは、そういった興味から様々なことを覚えていきます。見本になるような子どもを観察しては真似をすることで、自然とできるようになります。
・子どもはちょっとだけ難しいことをしたがる
幼児期の子どもは「ちょっとだけ難しいこと」に興味を示します。
それぞれのお子さまに合った「ちょっとだけ難しい」試練を与えることで、レベルアップを目指します。
・子どもは認められたがる
ただ単に褒めて伸ばすというわけではありません。
子どもが「できること」を少しずつ増やしてあげることで、さらに学習意欲が高まります。
ヨコミネ式をもっと知りたい方は本を読んでみよう
著者:横峯 吉文
出版社:幻冬舎
幼児教育の素晴らしさと重要性を説いた横峯氏による著書。
5歳までにほぼ全員が逆立ちをできるようになったりなど、子どもの「できる」に焦点を当てています。
ヨコミネ式教育を導入している幼稚園・保育園
今回は関東エリアを中心にご紹介していますが、北は北海道、南は沖縄まで全国に導入園はあります。
■ 茨城県古河市
社会福祉法人七藤会 柊保育園
■埼玉県秩父市
学校法人弘道学園 認定こども園 秩父こども園 秩父幼稚園
■東京、神奈川、千葉に複数園開設
私立保育園キッズナーサリー