子どもは、3~4歳ごろからぐっとお手伝いが大好きになる時期がきます。どんどんチャレンジさせてあげたいところですが、頼む内容を間違えると、かえってママが大変な目に合うことも。今回は年齢にあった、子どもができるお手伝いの内容などをご紹介します。
子どもに、お手伝いを頼むときのコツは?
(1)できそうなお手伝いを頼みましょう。
(2)頼むことは、ひとつに絞りましょう。
(3)失敗しても叱らないで、がんばったことをほめましょう。
(4)成功したら、おおいにほめましょう。
この年頃の子どもが、お手伝いを完璧にこなすのは難しいことです。できなくてもけっして叱らないでください。
たとえ、上手にできなくても、
「よく頑張ったね。とっても助かったよ!」
「またお願いね!」
そんなポジティブな言葉と、笑顔があれば大丈夫。また、次のお手伝いにチャレンジしてくれることでしょう。
年齢別のお手伝い【台所・お料理編】
商品説明: セット内容: 包丁(ギザ刃)、おたま、あわたて、ターナー、マッシャー、皮引き、ステンレス抜き型、やわらかまな板(スクレッパー付)
メーカー :貝印(KAI)
お手伝いの花形と言ってもいい台所。手伝ってもらうことは山ほどありますよね。
それでは、年齢別にお手伝いの内容を見ていきましょう。
・1歳……ゴミ箱に、ゴミを捨てる。台ふきをテーブルにもっていく。
・2歳……野菜などを洗う。食べ終わってた食器を下げる。
・3歳……お料理のお手伝い(かき混ぜる、具材をこねる)
・4歳……お料理の手伝い(卵を割る、餃子などの具材を詰める)
・5歳……お料理の手伝い(包丁で材料を切る)
・6歳……お料理の手伝い(火を使ったお手伝い)
包丁を使う場合は、「必ず大人がいる場所で行う」というルールを守りましょう。
包丁も、子ども用の小ぶりなものを使った方が安全ですね。
さまざまなメーカーから、包丁をはじめ、いろいろな子ども用のキッチングッズが販売されていますので、それらを利用してみるのもいいでしょう。
指は丸めて「猫の手」にするなど、危険なポイントを押さえて教えてあげれば、子どもはルールを守って一生懸命チャレンジしてくれますよ。
年齢別のお手伝い【洗濯・お片付け編】
洗濯も、お手伝いしてもらえることがたくさんあります。
それでは、年齢別にお手伝いの内容を見ていきましょう。
・1歳……洗濯カゴに洗濯物をいれる。
・2歳……大人がたたんだ洗濯物を、タンスにしまう。
・3歳……洗濯物をたたんでタンスにしまう。(タオルやハンカチなど、簡単なもの)
・4歳……洗濯物をたたんでタンスにしまう。(自分の下着など、薄手のもの)
・5歳……洗濯したものを干す。(タオルやハンカチなど)シューズを洗う。
・6歳……自分の洗濯物をたたんでタンスにしまう。
1歳の子どもも、洗濯カゴに洗濯物を入れることができます。これも立派なお手伝い。上手にできたら、たくさんほめてあげてくださいね。
保育園や幼稚園に通っているお子さまは、シューズなどの自分の持ち物を洗ったりするのもいいですよ!
年齢別のお手伝い【お掃除・その他編】
お掃除は、3歳くらいからチャレンジしてみましょう。
・3歳くらいから……床拭きや窓拭き。
・5歳くらいから……掃除機かけやお風呂洗い。
5歳くらいになると、掃除機かけもできるようになります。
家庭用の掃除機が大きい場合は、ハンディタイプの掃除機やワイパー式のモップなどを使って、お手伝いしてもらってもいいですね。
その他、
5、6歳になると、ポストの郵便物を取ってきたり、新聞を取ってきたりと、家から一歩外に出たお手伝いもできるようになります。
子どもたちに「楽しいお手伝い経験」を
この機会を逃さずに、子どもたちに「楽しいお手伝い経験」をたくさんさせてあげてくださいね!