10月になると、朝・夕の冷え込みを感じるようになったり、上着を一枚羽織る必要が出てきて去年のコートに袖を通してみたりするようになりますね。そのように、徐々に深まっていく秋を感じる言葉を親子の話題にしてみませんか?子ども、そして孫にも残したい言葉を紹介します。
スコーンと高い空に濃い青が広がる「秋晴れ」
スコーンと晴れた青空は気分も晴れやかにしてくれます。
夏とは違い湿度が低くなりはじめているので、空の色は宇宙に近い濃い青色なのもうれしいポイントです。
11月3日は日本の気象特異日で、晴れる日が多いとされています。秋晴れを感じることができる可能性が高いので、親子で空を見上げてみてください。
肌に寒さがしみこむときに「肌寒」
肌寒という言葉は、肌に少し寒さを感じるときに使われる言葉です。両手で自分の二の腕をさするような仕草と一緒に「肌寒いわね」とお子さまに話しかけてみると、お子さまも一緒に腕をさすりながら「肌寒いね」と言ってくれるでしょう。
肌寒という言葉を動作と一緒にお子さまに伝えることでその意味についても覚えやすくなりますね。
~秋の夜長~お子さまと一緒にゆっくりしましょう
秋の夜長(あきのよなが)という言葉は、夜の時間が他の季節に比べて長いことから使われるようになりました。
日が暮れるのが早いので、いつもよりも早く帰宅したお子さまたちと、早めに夕食を済ませて「秋の夜長パーティー」を開くのも楽しいですね。
家族で秋の夜長を楽しむような思い出があったら、お子さまにとってきっと忘れられない言葉になることでしょう。また、大人にとっては夏の疲れを癒すよい機会なので、ゆっくり過ごすのもおすすめです。
外にお出かけして「秋さがし」してみませんか?
秋さがしとは、黄色や赤色に色付いた葉っぱを集めたり、どんぐりなどの木の実を拾ったり、松ぼっくりを拾ったりと、思い思いに秋に関するものを集めることです。
集めたものは、画用紙にきれいに張り付けるなどして思い出の作品にするのもいいですよ。
このように秋さがしは簡単にできますので、スーパーに歩いていくときや、幼稚園・保育園への行きかえりなど「今日は、秋さがししようか」とお子さまを誘ってみてはいかがでしょう。
子ども目線で探す秋は、大人が探す秋とは違ったものになりそうです。
ただし、道路で秋さがしをするときには、手をつなぐなどして、お子さまの安全を確保した状態で行うように気を付けてくださいね。