10月になると、ハロウィンムードが高まりますね。
ハロウィンのランタンと言えば、カボチャで作るジャック・オ・ランタンが有名ですが、なかなかの力仕事なことと、あまり日持ちがしないので飾る期間が限られてしまうというデメリットがあります。
そこで今回は、ハロウィンムードを盛り上げる、牛乳パックのランタンの作り方をご紹介します。
今記事のランタン作りでは、ホーンテッドハウス(家型)と大きな窓のランタン2種類をそれぞれ写真とともに解説していきます。
少し細かい作業が必要なホーンテッドハウス型は小学校中学年以上のお子さまへ、大きな窓のランタンは未就学児や低学年のお子さまにオススメです。
牛乳パックのランタン、材料と作り方
材料
・牛乳パックやジュースの空きパック(洗って乾かしたもの)
・黒や紺色などの暗めな色のアクリル絵の具
・筆(ペイント用)
・カッター
・鉛筆やシャープペン(下書き用)
・ペン(お絵かき用)
・紙(コピー用紙や、薄めの紙)
・セロテープ
・クリップ(牛乳パックの上を留められる大きさ)
・LEDキャンドル(火のキャンドルは✕)
下準備をしよう!
まずは、牛乳パックを洗って乾かしておきます。
乾いた牛乳パックの外側に、黒や紺などの暗い色のアクリル絵の具を全体に塗ります。
上の写真のように全体にアクリル絵の具が塗れたら、乾くまで待ちます。
ここまでが下準備です。
①大きな窓のランタンの作り方
それでは、まず小さいお子さまにおすすめの、『大きな窓のランタン』の作り方をご説明します。
色を塗って乾かした牛乳パックの側面に、上の写真のように大きめの窓を下書きして、ハサミやカッター等で切り抜きます。(お子さまの刃物の扱いにはご注意ください。必要に応じて、保護者の方が手伝ってあげてください。)
次に、先ほど切り抜いた窓の残り部分を利用して、紙の上に窓の外枠を鉛筆で下書きします。(写真上参照)つぎに、ペンでランタンに浮かび上がらせたいハロウィン柄の絵を描きます。下書きの外枠線からはみ出ても大丈夫です。(写真下参照)
今回は黒の油性ペンで絵を描きましたが、カラフルな絵柄でも可愛くなりますよ♪
絵が描けたら、外枠の線より1cmほど外側をハサミで切り、絵を牛乳パックの上から箱の中に入れます。窓の枠に絵(と下書きした外枠)を合わせて位置を調節したら、セロテープで内側から留めます。
テープで固定した後の、外側からのようすです。蜘蛛の巣や、おばけカボチャ、コウモリなどのハロウィンモチーフを、お子さまのお好みでいろいろとデザインしてみてくださいね!
絵を窓にセットした後は、LEDキャンドルをONにして牛乳パックに入れ、パックの上部をクリップ等で閉じます。
LEDキャンドルが点灯すると、もっとハロウィンの雰囲気がでます。LEDキャンドルの代わりに、100均などにある暗闇で光るスティックでも代用できます。さまざまな色があるので、ユニークなランタンが作れそうですね!
②ホーンテッドハウス・ランタンの作り方
下準備として黒いアクリル絵の具を塗って乾かした後、鉛筆やシャープペンで家の窓やドアなどを下書きします。
ホーンテッドハウス(お化け屋敷)なので、窓やドアの線が少し斜めになっていたり、形がいびつなほうが、逆に雰囲気が出ます。定規などは使わずに、あえて不均等な窓やドアを描いてみましょう!
窓やドアの下書きが終わったら、カッターで線に沿ってくり抜いていきます。
牛乳パックは力を入れなくても比較的簡単に切れる素材ですが、角の部分やカーブは切るのが難しいかもしれません。保護者の方が安全に配慮しつつ、必要に応じてサポートしてあげてください。
ドアと窓に光を通す穴が開きました。
さらにハロウィンの雰囲気を出したいので、紙の切れ端を利用して、小さいおばけを作って貼ってみます。おばけの代わりに蜘蛛の巣や、コウモリ、その他ハロウィンを連想させるようなものを追加するのも良いと思います。
牛乳パックの上からLEDキャンドルを入れ、パックの上部をクリップで留めたら完成です。
怖すぎない、ちょっと可愛らしい(?)ホーンテッドハウス型のランタンは、窓辺や本棚の上のデコレーションにもピッタリです。
ハロウィン以外の季節にも活用できますよ!
今回は全体を黒で塗った後に、ハロウィンをイメージするデザインを描いてランタンを制作しましたが、たとえばクリスマス用に赤や緑などで外側を塗り、差し込む絵をサンタクロースやプレゼントなどにすると、クリスマスデコレーションとして利用することも可能です。
季節や行事に合わせて、ランタンも模様替えしてみてはいかがでしょうか?