白と黒の石を盤の上に並べて、自分の石で囲んだ領域の多少で勝敗が決まる囲碁。大人の私たちですら、ルールさえも知らないという方が多いのではないでしょうか?実は囲碁が知育に効果があると話題なんです。そこでこの記事では、囲碁の知育効果などをご紹介したいと思います。
囲碁における知育効果とは?
黙って真剣に囲碁に取り組む姿勢は、集中力を養うのに効果的と言われています。落ち着きのないお子さまにおすすめです。
・礼儀
礼に始まり礼に終わる囲碁では、礼儀作法が必要となってきます。そのため、自然と礼儀が身に付くでしょう。
・コミュニケーション
老若男女関係なく楽しめる囲碁ですので、歳の離れた方と対戦することもしばしばです。コミュニケーションが希薄になりつつある昨今。囲碁でコミュニケーション能力を磨くのも一つの教育手法と言えるでしょう。
・想像力
盤上に何も置かれていない状態で囲碁はスタートします。あらゆる思考を巡らせて石を置いていくことで、想像力が磨かれます。
その他にも、考える力やバランス感覚、そして忍耐力なども養えると言われています。
そのためにもまずは、囲碁に興味を持ってもらうことが重要です。
ではどうすれば興味を持ってくれるのか? 答えは簡単です。
子どもの好きなように囲碁をさせれば良いだけ。まずはそこからです。
子どもが楽しいと感じたら、次に「もっと強くなりたい」と思うようになります。そのような感覚に至ってから、「もっと強くなるためには」という論点で教えましょう。
韓国の幼児教育における囲碁の捉え方
「囲碁塾」はメジャーな存在となっており、多くの子どもが通っています。
脳トレブームの先駆けとなった東北大学の川島隆太教授がこのような研究結果を発表しています。
「囲碁塾に通う子どもが3ケ月間、週1回1時間の囲碁を学ぶことで、認知機能が向上できる」。
この発表を踏まえても、囲碁が教育に与えるメリットは大きいと言えるでしょう。
文部科学省のふれあいの囲碁ゲームとは?
ふれあいの囲碁ゲームでは、碁盤と石を手作りするところからスタートします。
そして勝敗にこだわらず、楽しむことをコンセプトに行います。
このように、まずは囲碁を楽しむことが何よりも重要です。
おすすめの囲碁玩具をご紹介!
その中でもおすすめをいくつかご紹介します。
発売元:くもん出版
9路盤の他、マス目の少ない7路盤も収録されています。
発売元:幻冬舎エデュケーション
ただの白黒の石では味気ない!というお子さまも、こんなかわいい石であればやる気がでるかもしれませんよ。
知育に最適な囲碁を始めてみませんか?
このように囲碁は、知育に絶大な効果を発揮します。
まずは石で遊ぶところからスタートして、囲碁に興味をもってもらう。
それくらいであれば、今すぐにでもできそうですね。