箸使いのマナーは、小さなうちから覚えておきたいもの。つい子どもは嫌い箸(きらいばし)をしがちです。正しい箸使いでご飯を食べるとお行儀もよく、ご飯もいつもよりおいしく食べられるはず。ここでは、子どもがよくやってしまう嫌い箸(きらいばし)を15個紹介します。
正しく箸を使うことができますか?
しかし一度正しい持ち方を覚えると、これから先、社会へ出てからもきれいに箸を扱える人になれます。パパママも根気よく教えてあげることが大切です。
美しい箸使いがある一方で、間違った箸使いのことを嫌い箸(きらいばし)と言います。もしお子さまが間違ってこのようなことをしていたら、「違うよ」と教えてあげましょう。
ついやってしまいがちな嫌い箸
一度手を付けようとしたおかずを辞めて、ほかの料理にまた箸を付けることを言います。
・こじ箸
食器に盛り付けてある料理を上から取らずに、箸で好きなものを探し出して食べる行為です。
・握り箸
しっかりと箸が使えない子どもにありがちなマナー違反。食事中の握り箸には「攻撃する」と言う意味があります。矯正箸などで正しい持ち方を教えてあげましょう。
・迷い箸
どの料理を食べようかと箸をウロウロさまよわせて、迷う状態が迷い箸です。
・持ち箸
箸を持ったままの手で、ほかの食器も同時に持つことを言います。
・刺し箸
小さい子だとついやってしまいがちですが、箸で料理を突き刺して食べるのはあまり行儀がよくありません。
・ねぶり箸
箸の先に付いた料理を口の中に入れて舐めとることを言います。
・かき箸
食器のフチに口を付けてから、箸で料理をかきこむことです。
・かみ箸
箸の先を口の中に入れ、つい噛んでしまう子どもは少なくありません。
・落とし箸
食事中に箸を下に落としてしまうことを言います。
・洗い箸
食器の中に箸を入れて洗うこと。お味噌汁などでよくやってしまう行動です。
・寄せ箸
食器を箸を使って引き寄せることを言います。
・涙箸
箸の先から汁をぽたぽたと落としてしまうことです。
・渡し箸
食事中に箸を食器の上に置いてしまうことで、これはごちそうさまの意味を持っています。
・くわえ箸
箸を下に置かずに口にくわえたまま食器を持つことを言います。
何度も繰り返しながら覚えていこう!
正しい箸使いができると、食事の時間はもっと楽しいものになるはずです。