ピアノを自由自在に弾けたら、とても楽しいですよね。「お子さまの習い事に」と、考えているご家庭も多いのではないでしょうか。そんなときに活躍する、お子さまにピアノへの興味を持ってもらえるような、オススメの「ピアノのおはなし絵本」をご紹介します。
ドキドキの連続!絵本『ピアノはっぴょうかい』
著者 :みやこし あきこ
出版社 :ブロンズ新社
自分の出番がくるのを、舞台のそでで待っているももちゃんに声をかけてきたのは、なんとドレスを着た「ねずみ」だったのです。
臨場感あふれるストーリー展開と、光の陰影を効果的に使った美しいイラストが魅力的な絵本で、子どもから大人まで楽しめる作品です。
小さなドアの向こう側で繰り広げられる夢いっぱいのももちゃんの冒険譚に、子どもたちの好奇心も大きく膨らむことでしょう。
ピアノを愛さずにはいられない絵本『メロディ』
著者 :くすのき しげのり (作), 森谷 明子 (イラスト)
出版社 :ヤマハミュージックメディア
そんなピアノの前に現れたのは、ひとりの女の子。彼女はピアノに「メロディ」という素敵な名前を付けてくれましたが……。
ピアノの「メロディ」と女の子が織りなす、ハートフルな感動の物語。
きっと、ピアノを愛さずにはいられない、子どもたちの「物を大切に思う気持ち」を育んでくれるオススメの一冊です。
不思議で楽しい♪ 絵本『もりのピアノ』
著者 :いわむら かずお
出版社 :ひさかたチャイルド
主人公の女の子が切り株の前に座ると、なんと切り株はピアノに変身したではありませんか。森の動物たちも集まってきます。さて、何が始まるのでしょうか?
細部にまで心が行き届いた、味わいのあるイラストがとても素敵です。
森の息吹や生き生きとしたメロディーが実際に聞こえてくるような、楽しくてちょっぴり不思議なファンタジックストーリーです。
切なくて優しい。絵本『オオカミくんはピアニスト』
著者 :石田 真理
出版社 :文化出版局
ピアニストの彼のもとにある日、「ピアノをひいてほしい」という手紙が届きますが……。
オオカミであるがゆえの孤独を抱えながらも、依頼があれば大きなピアノを引きずって演奏の旅に出かけていく主人公の姿が、優しく柔らかいタッチのイラストで描き出されています。
切なくて、優しくて、読み終えた後に、ポカポカと心が温まる物語です。大人になっても読み返したい、そんな大切な一冊になるのではないでしょうか。
お子さまはもちろんのこと、パパやママにもぜひ読んでいただきたい、オススメの絵本です。
「ピアノのおはなし絵本」で、さらに興味を深めよう!
音楽に親しみ楽器を奏でる。楽器に親しみ、演奏の楽しさを学んでいく。
その呼び水に「絵本」を活躍させてみてはいかがでしょうか。
きっと、子どもたちの好奇心は、さらに大きく膨らんでくれることでしょう。