甘くておいしい冬の味覚と言えば「みかん」です。みかんがたくさん出回る季節となりましたね。寒い季節、温かい部屋で甘いみかんを頬張る、そんな機会も増えてくるのではないでしょうか。そこで今回は、みかんをテーマにした絵本を4冊ご紹介します。
発見がいっぱい!『みかんのひみつ 』
著者 :鈴木 伸一(監修)/岩間 史朗(写真)
出版社 :ひさかたチャイルド
普段何気なく食べている「みかん」の意外と知らない秘密がたくさん詰まった楽しい科学絵本です。
みかんはどんなふうに成長するの?
どんな種類があるの?
どんな花が咲くの?
甘い実はどんな作りになっているの?
など、みかんの秘密について、小さなお子さまでも分かりやすく、写真で説明されています。
子どもたちの科学への興味を引き出してくれる、ドキドキ・ワクワクの一冊。
読み聞かせにいかがでしょう。
指を立てて一緒におまじない!『みかん』
著者 :なかがわ りえこ(文)/やまわき ゆりこ(絵)
出版社 :復刊ドットコム
主人公は、みかんが大好きなおばあさん。おばあさんが庭にみかんの種を一粒埋めると立派なみかんの木に育ち、ひとつだけ小さな実がなりました。この実に、おばあさんが「チチン プイプイ」と呪文をとなえると……。
優しい味わいのあるイラストが描き出すのは、少し不思議で楽しいみかん好きなおばあさんの物語です。
意外な展開と、「チチン プイプイ」というおまじないの言葉が子どもたちを楽しい絵本の世界に誘ってくれます。
お子さまと一緒に指を立てて「チチン プイプイ」と、となえてみるのも楽しいですよ。
楽しい工作絵本『あたらしいみかんのむきかた』
著者 :岡田好弘(作)/神谷圭介(絵・文)
出版社 :小学館
掲載されている図案の通りにみかんの皮をむくと、動物の形になる「新しいみかんのむきかた」を紹介した、楽しい工作絵本です。
ねずみ、うし、とらなどの干支を中心に、25作品の動物の作り方を主人公の「むきおくん」が分かりやすく説明してくれるので、小さなお子さまも楽しめる内容になっています。
丸いみかんに描かれたただの線をむいていき、かわいい動物の形ができたときの驚きと感動を、ぜひお子さまと一緒に味わってみてください。
『みかんオレンジ (いっしょにあそぼ) 』
著者 :柏原晃夫(かっしー)(作・絵)
出版社 :学研
0歳から楽しむことができる、人気シリーズのみかんをテーマにした絵本です。
赤ちゃんはまだ視覚も成長途中。そんな赤ちゃんが見やすい、白黒のコントラストを生かしたイラストがこのシリーズの特徴です。
今作は、オレンジみかん色を中心にした鮮やかなイラストで描かれていて、はじめて絵本を見る赤ちゃんも興味を惹かれるのではないでしょうか。
「はじめての絵本」に、オススメの一冊です。
みかんの絵本で知識と興味を深めよう!
親子でみかんの皮をむいて、動物を作ってみるのも楽しそうですよね。
みかんをおいしく食べた後は、みかんをテーマにした絵本を読んで、お子さまの知識と興味を深めてみてくださいね!