わが家の息子は、幼稚園卒園間近。毎日楽しみにしていたお弁当の中身はというと…ウィンナーに特大梅干し、卵焼き。凝ったものでなくても、子どもの“今“にヒットすれば、何でも大喜びするのが、お弁当作りのおもしろいところでした。息子のリクエストが多かったメニューをご紹介します!
お肉に卵、定番は強い!
からあげ、ウィンナー、ミートボールなどのお肉のおかずは、幼稚園生活を通して、ずっと息子の心をときめかせたメニュー。愛情とともに、ぎっしり詰め込みました。
卵焼きも殿堂入り。甘い卵焼き、出汁巻き、野菜入り…。さらに海苔を巻いたり、ウィンナーを巻いたり、つくだ煮を入れたり。子どもと相談しながら、バリエーションを持たせました。年長になってからは、ゆで卵ばかりの手抜き母でしたが、卵は絶大な人気でした。
ふりかけやご飯のアレンジで変化を!
同じパターンのおかずが多かったわが家ですが、ご飯のお供だけは少し変化を持たせました。
戦隊物キャラクターの小分けふりかけは、行事などのハレの日に。普段は、のり弁やゆかり、ゴマ塩、梅干し、昆布に高菜、ときどき手作りの大根葉、かつおぶしふりかけ…などなど。
赤、白、黒、黄色、緑、オレンジ、茶色と、いろどり豊かな点もふりかけの魅力ですね。
おかずの希望を聞いて「エビフライ」などと言われると、「朝から無理です~(わが家の場合)」となるお弁当ですが、ふりかけなら子どもの提案を取り入れやすいですよ!
ご飯の上に、じゃこやタコさんウィンナーを乗せるのも息子の大のお気に入りでした。
大きいものだーい好き!
男の子だから単純なのでしょうか?通常よりも大きなものを入れるだけで、どこか誇らしげでした。
例えば、特大のイチゴ、大きなハンバーグに厚切りベーコンなど。あるとき、通常の3倍くらいあるロングウィンナーをパパと買ってきて、「切らずに入れて」というリクエストが出たこともありました。みんなの前で「見て~」と言いながら、うれしそうに食べている息子の顔が浮かびました。ちなみに、大きなものを入れると品数が少なくて済むので、作る方も楽ですよ。
なんでもピックにさしたいお年頃
販売元:トルネ
ある時期の息子のブームが「おかずをピックにさしたい!」でした。枝豆やうずらの卵、ポークビッツなどは、さしてあるだけで、うれしそうだったもの。
全部一気に食べる日もあれば、ひとつずつ大事に口に運ぶ日もあるとか。1口サイズの野菜(苦手なもの含む)をあれこれさしただけでもニヤニヤして、完食していました。
ただし、ピックは幼稚園や年次によっては禁止されているようなので、お気をつけください。
ときにはうれしい!パンや麺類
お弁当は、基本的に米派のわが家ですが、サンドイッチやホットドッグなど、ときにはパンがうれしいようでした。
お友だちのお弁当をまねて、「焼きそば弁当がいい!」とリクエストして、幼稚園に持って行った日も…。ちなみに、食事パンや具がたっぷりの麺の日でも、おかずは別に欲しい!という息子でした。
パンや麺だといつもと違うお弁当箱にしていたので、目にも舌にも変化が楽しめたようです。
みんなが、あ!っと驚くもの
ロングウィンナーにヒントを得たのが、お友だちと話題になるような1品を入れるということ。例えば、ミカンにちょっと手を加えたかたつむりミカンも、乾いて味が落ちるのでは?と思いつつも、息子のウケがよく、ゾウ、ウサギなどシリーズ化。
バナナ(丸ごと)にも皮にお絵描きしたり、メッセージを添えたり…。
捨てるのはちょっと待って!みかんの皮で親子遊びを楽しもう
簡単で楽しい!メッセージバナナで楽しいおやつタイムを
やっぱりうれしい、キャラクターもの
ウィンナーやかまぼこ、ポテト、海苔…と、スーパーに並ぶ魅力的なキャラクター食品。子どもは、びっくりするほど喜びます。そこで最初は、ときどき取り入れていたのですが、だんだんと要求がエスカレート…。
年長になってからは、それなら一緒に作ってみよう!ということに。そのおかげか、今ではお弁当作りにも積極的な息子です。