待ちに待ったお子さまの発表会やお遊戯会。記念に残しておこうと写真やビデオで撮影する方は多いのではないでしょうか。しかし上手に撮影するのは結構難しいもの。そこで今回は、発表会やお遊戯会でお子さまをうまく撮影するためのポイントをご紹介します。
用意するもの(1)三脚は必需品
ただし三脚を使っても大丈夫かどうかは、事前に確認することを忘れないようにしましょう。また使っても大丈夫な場合も、周囲の方に迷惑をかけないよう気を配るのをお忘れなく。
用意するもの(2)カメラは2台あると便利
親はどうしても自分の子どもの姿だけを撮りがちですが、全体像も撮っておくとよりステキな記録になります。特にお子さまは、全体像が観えるほうが喜ぶようです。
筆者の子どもはダンスを習っており、発表会ごとに業者が作成するDVDを購入していました。そのDVDには、必ずフォーカスと全体が見える映像の2種類がおさめられています。そしてうちの子どもたちもどちらかというと、全体が見える映像を好んで観ていました。
画面の明るさに要注意
せっかくの写真や動画が、暗くて見えないのでは意味がありません。始まる前に試し撮りしてみるなど、失敗しないように準備をしておくことが大切です。
なお写真を撮る場合、ストロボ撮影がOKならあまり問題ありませんが、ストロボは禁止ということもあります。その場合は周囲の光をたくさん取り込めるよう、感度をあげて撮影するといいでしょう。それでも足りないときは絞りを開放し、シャッタースピードを遅く設定してみてください。
カメラによってもちょうどいい設定値が異なりますので、あらかじめおうちで試しておくと安心ですね。
一日の流れも残しておくとより思い出に残る記録に
おうちで始まる前の意気込みや、終えてみての感想も聞いて残しておくのもおすすめです。あとで見返したときに、その日の感情がより鮮明によみがえるのではないでしょうか。
動画撮影は音がポイント
どんなにいい映像が取れても、音が聞こえにくいのでは魅力も半減。一番後ろの真ん中で撮影する方は多いかもしれません。しかし音のことを考えるなら、アングルには多少目をつむり、はじっこの前の位置から撮るほうがいい場合もあります。
なお後付けのマイクを用意しておくと、音を拾いやすくなりますよ。
写真撮影はアングルがポイント
動画撮影との兼ね合いや持っている道具などを考慮し、一番ベストな場所を選びましょう。
前からの撮影のメリット・デメリット
・自分の目でもしっかりと観ることができる
・三脚が使いにくい
・周囲に気をつかいながらの撮影となる
・前の端の場合、三脚は使いやすいものの子どもの横顔の写真しか撮れないこともある
後ろからの撮影のメリット・デメリット
・周囲に気をつかわずに撮影できる
・望遠ズームがないと、子どものアップが撮れない
・三脚が使えない場合、望遠にするほど手振れがひどくなってしまう
しっかり準備をして思い出をきれいに残そう
お子さまの成長を実感できる発表会の記録は、できるだけ鮮明に残しておきたいもの。そのためには当日の撮影だけではなく、事前の準備も大切です。見返したときにその日の出来事が鮮やかによみがえるような、すてきな動画や写真を撮影してくださいね。