ハッキリとした四季がある日本だからこそ、昔ながらの暦を利用した情操教育がおすすめです。「暦生活」を素敵に活用して、暦育児を取り入れてみてくださいね。小学校受験に向けた教育や読解力向上にもおすすめですよ。
「暦生活」で季節ごとの「旬」を知る
「旬」は野菜や果物の食べごろ、という意味だけでなく、何かを行うために適した時期、という意味も持っています。例えば花見は3月下旬から4月上旬が「旬」です。このような「旬」という考え方は、日本のように四季がはっきりとしているからこそ、感覚的に理解できます。とはいえ、子育て中だとなかなか日々四季を意識して生活をするのは難しいですよね。
そんなときに手軽に四季を感じられる素敵なサイト「暦生活」を活用してみてはいかがでしょうか。
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暦生活
暦育児は情操教育に最適
【情操教育とは】
視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚の五感を育み、心を豊かにする教育のことです。情操教育は幼児期(特に3~6歳)にしっかり行われていると、表現力が豊かになり、思いやりのある優しい心を持った人間に育ちます。
【情操教育の方法】
植物を育てたり、生き物を飼ったり、音楽を聞いたり、絵を描いたり…とさまざまな方法があります。しかしその中でも日常生活の中で簡単に取り入れられて、親子がリラックスしながら取り組めるのが、暦育児。四季を感じながら自然と触れ合うことで、五感を全て使います。それでは実際にどのように暦育児を行うのか、例を紹介しましょう。
五感を使った暦育児が心を育む
それでは暦育児の例を2つ紹介しましょう。
1.秋に栗の木(なければ栗の木が載っている絵本など)を見ながら栗を食べる
2.夏にトマトやきゅうりのような夏野菜を食べながら、花火を見る
どちらも「見る」ことで視覚や聴覚を刺激されます。そして「食べる」ことで触覚や臭覚、味覚が刺激されます。結果的に五感を全て使うことができますね。この時、ただ食べるだけでなく、親子で自然に関する会話をしてみてください。栗を食べながらであれば、「少しずつ寒くなってきているね。あれ、あそこの木の葉っぱ、なんだか茶色になっているね。どうしてかな。」など。そして花火を見ながらであれば、「今日はまた一段と暑いね!プールや海に行きたくなるね。」なんて、いつもの会話の中に四季を忍ばせてあげてください。こうするだけで、四季折々のイメージがまとまって刷り込まれていきます。四季折々の感覚が身につくことで、心が豊かになっていくわけですね。