予測できない外出先での子どもの大泣き。対処法が見つからず、どうやっても泣き止まないとパパママも泣きたくなりますよね。大泣きした子どもの気分を変え、機嫌を直す対処法があればおでかけをもっと楽しめるはず。外出先ですぐに使える簡単泣き止ませ方法のご紹介です。
赤ちゃんの大泣きの特徴とは
また日中に受けた刺激によって、夜泣きしてしまうこともしばしばあるはず。お母さんがミルクを飲ませたり、おむつを替えたりとひと通りのお世話をすることで、泣き方が落ち着くかもしれません。発熱や嘔吐などの特別変わった症状が出ていなければ、受診しなくても大丈夫というケースが大半です。
しかし、なかには少し心配な泣き方をすることもあるため注意。赤ちゃんの泣き方は成長に従って変化しますが、泣き声がいつもより弱々しい場合や、反対に泣き叫ぶような声を出すなど、急に苦しそうな様子を見せたときには病気の可能性もあります。
赤ちゃんに多い病気が「腸重積」です。5~20分間隔で、周期的に泣くのが特徴。おなかを苦しそうにしている、顔が青白いなどの異常がみられる場合は、至急小児科や医療機関を受診しましょう。
赤ちゃんが大泣きする主な原因
オムツが汚れている
お腹が空いている
空腹を感じると血糖値が下がり、イライラしてしまうのは子どもも同じ。イライラを大泣きすることで発散しています。
体調が悪い
「暑過ぎる、寒過ぎる」室温が適温ではない
2歳くらいまでは様子を見ながらこまめに着脱をさせて、体温調節をサポートしてあげましょう。
歯が生えようとしている
ママのダイエットにも◎抱っこスクワット
多くの哺乳類は「体が動かされているときはじっとして安全を確保する」、輸送反応という性質を持ちます。スクワットで輸送反応を起こさせ、抱っこで情緒を安定させるダブルの作戦。イヤイヤ期の暴れをともなう大泣きにも効果的です。
小さな動きのスクワットでも十分効果があるので、外出先でも人目を気にせず行えます。子どもの体重がちょうど良い負荷になって、産後のダイエットにもぴったりです。
お気に入りのおもちゃでテンションアップ!
視力が発達途中である乳幼児の心をひきつけるには、以下の要素を満たしたおもちゃを選びましょう。
・丸っこく、動きのあるもの
・色が派手、原色のもの
この2つの条件なら手作りもできそうですね。小さなペットボトルにカラフルなビーズ(大きめ)を入れたガラガラ、原色カラーの折り紙で作った紙風船などでも、子どもは関心を持ちます。
泣き止ませ動画を利用しよう
原色やパステルカラーのキャラクターのコミカルな動き、丸いボールがランダムに動く様子などは、子どもの興味を一瞬でひきつけます。公共施設や乗り物内など、大泣きされては困るシーンの救世主です。
ただし動画に頼りすぎて、子どもとのコミュニケーションが減ってしまっては本末転倒。手軽で泣き止ませ効果も高いのは確かですが、「見せっぱなし」にならないように注意しましょう。
鏡やサングラスなど物を使って気を引いてみよう
1~2歳頃になると、鏡に映っているのは自分であると認識できるように。赤ちゃんは人のお顔を見るのが大好きなので、鏡も立派なおもちゃに変身します。外出先での大泣きに困ったときや、夜間のぐずりに困ったときなど、静かに遊んでくれるためおすすめです。
「サングラス」も同様に、有効な大泣き対処法。できれば乳幼児用のサングラスがズレにくく、落とすこともありません。かけるだけで突然世界ががらっと変わるので、泣くことを忘れてしまいます。
最近では、紫外線対策機能のついた乳幼児用サングラスも多く販売されているため、サイズの合う商品がきっと見つかるはず。泣き止ませ効果と日焼け防止が同時にできる、うれしいアイテムです。
やっぱり1番は親のぬくもり
外出先で泣かれると、親も慌ててしまいイライラしがち。しかし、親の不安や怒りは子どもにすぐに伝わります。まずは心を落ち着けて、子どもを優しく抱っこしましょう。スキンシップすることで親の心も安定します。