赤ちゃんが生まれたら、いつから一緒に旅行へ行けるのか気になりますよね。月齢が低いとあまりに長期の旅行は難しいかもしれませんが、兄妹がいると赤ちゃんに合わせてばかりもいられません。産後ママの体調のことも考えつつ、家族でいつから旅行を楽しむか計画してみませんか?
赤ちゃんと一緒に旅行に行ける時期
特に決まった時期はありませんが、出産後ママの体調が順調で、赤ちゃんの生活リズムが安定してきたら大丈夫。まずは近所の散歩から慣らしていき、日帰りで行ける場所、実家への里帰りなどで様子をみてみましょう。普段からベビーカーや車での買い物など移動に慣れておくと、子連れでの外出に抵抗が少なくて済みます。
月齢が低いと長距離のお出かけは負担が大きいので、1歳を過ぎるまでは近場の観光地などがおすすめです。遠出は子どもの年齢や成長にあわせて、徐々に計画していきましょう。
赤ちゃん連れの旅行を成功させるコツは、普段の食事やお昼寝のタイミングをなるべく崩さないこと。スケジュールには余裕を持ち、途中でこまめに休憩を取るなど赤ちゃんに負担がかからないようにしてあげることが大切です。
飛行機や新幹線などの乗り物の中での対応
例えば新幹線では、赤ちゃんがぐずったときすぐにデッキに移動しやすい席に座る、お気に入りのグッズを持参するなど。飛行機では座席で遊べるよう、絵本やおもちゃで興味をひき、赤ちゃんが楽しく過ごせるよう工夫しましょう。飛行機では乳幼児は親が抱っこして膝に座らせるので、夫婦で交代しながら過ごしてみてください。
きちんとマナーを守っていればさほど問題はないので、迷惑をかけていないか心配しすぎることはありません。
また、赤ちゃんの乗り物酔いを心配するパパママもいるでしょう。一般的に、赤ちゃんはあまり乗り物酔いをしないと言われていますが、体調が悪そうな兆候がみられたら、服をゆるめる、スマホやテレビを見せていた場合はすぐ画面を消す、など対処しましょう。
旅行に必須の持ち物
・おもちゃ
・おやつ、お菓子
・着替え
・おむつ、おしり拭き
・タオル
・ティッシュ
・ビニール袋
・授乳ケープ
・ミルク、哺乳瓶
・母子手帳
・保険証
まだ授乳している場合は、授乳ケープや携帯用の粉ミルク、哺乳瓶は欠かせません。旅行先の授乳設備やお湯の有無などは、事前に確認しておきましょう。離乳食が必要なら、大人と食事するときに乳幼児用の食器を用意してもらえるかも聞いておくと安心です。
暑い時期なら着替えや替えの下着、タオルなども多めに用意しておいたほうがよいでしょう。バスタオルが一枚あると、汗をかきやすい時期も少し肌寒い時期にもいろいろ使えて便利です。
赤ちゃん・子連れで旅行するのにおすすめの行先
0歳児の場合まだ楽しめる施設が少なく、体力的にも長時間外で過ごすのは難しいもの。旅先で室内遊びできる場所をチェックしつつ、パパママもゆっくり過ごすことを考えてみては?仕事や子育てのストレス解消やリフレッシュをメインに行き先を決めてもよさそうです。
1歳~2歳児になると一人で自由に歩けるようになるので、行動範囲も広がります。おすすめなのは動物園、水族館、ファミリーに人気の遊園地など。ファミリー向けの施設は、おむつ替えスペースや授乳室などが充実していて、利用しやすいことが特徴です。
ホテル・旅館の選び方
宿泊したい施設の部屋にベビーベッドがあるか、幼児用のサービスが充実しているかなど、早めに調べておきましょう。疑問ある場合は、予約の前に問い合わせをして確認しておくと安心です。
最近では、赤ちゃん連れ歓迎のプランを用意する宿泊施設も増えています。このとき別途料金が発生するところも多いので注意が必要です。
追加料金が発生しなくても、赤ちゃんを連れて行くことは事前に宿泊先に知らせておきましょう。食事会場や部屋に子ども用の椅子を準備してくれていたり、簡単なおもちゃを用意してくれたりと、前もって配慮してくれるところもあります。他にも食べ物のアレルギーなど、気になる点があったら相談しておきしましょう。「夜泣きがひどい」などの相談には、空いている時期だったら角部屋を用意してくれることも。
また、赤ちゃんが具合が悪くなったときにすぐ医師に見せられるよう、宿泊施設の近くの病院の住所や電話番号も調べて控えておくと安心です。
温泉に入れるのはいつごろ?
赤ちゃんと温泉を楽しむには、最低でも生後3ヶ月以降がおすすめ。赤ちゃんの腰が座ってからのほうが入浴させやすいので、成長をみながら計画したほうがよいでしょう。
赤ちゃんの皮膚は大人に比べると薄く、温度が高い温泉に長い時間入浴はできないので注意してください。おむつがはずれていない乳幼児は、衛生面から大浴場の利用が禁止されていることも。個室に家族風呂があるか、時間帯ごとに貸切風呂が利用できる温泉宿を予約するのも方法です。
赤ちゃんを入浴させる前に、機嫌が悪くないか、疲れていないか、いつもと様子が違う点はないか、健康状態をしっかりチェックします。宿についたらまず休憩して、赤ちゃんの体調を一番に考慮してあげましょう。入浴前後にしっかり水分補給をすることも忘れずに。
入浴中、体調に変化が見られたら無理せずすぐに出て、脱衣所で様子をみましょう。
これをおさえればOK!「乳幼児と温泉に入る際のマナー」 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
親子で楽しい思い出を
赤ちゃんや子どもだけでなく、パパママもしっかりとリフレッシュできるプランを考えることが大切。素敵な思い出ができるように、利用する施設の情報をしっかりチェックしておきましょう。