夏の朝早くにひっそりと美しく咲く朝顔。鮮やかな色と優雅な花の形が特徴の花です。折り紙工作でもよく作られています。お子さまと一緒にきれいな朝顔を折ってみませんか。立体感のある葉っぱ付き朝顔の折り方をご紹介いたします。簡単に折れるのでぜひ挑戦してみてください。
立体感のある葉付き朝顔を折ろう
朝顔(アサガオ)の花言葉は「固い絆」「愛情」「はかない恋」。早朝の数時間だけ咲く、刹那の美しさは「朝の美人の顔」にも例えられています。小学校1年生の1学期に育てることの多い朝顔。朝早くに咲き始め午前中にはしぼんでしまう朝顔は、子どもの観察学習にぴったりです。しぼむ前に観察しなくてはいけないので、早寝早起きの習慣がつきます。
この記事では、赤・紫・青・白など色とりどりの花を咲かせる朝顔を折り紙で作っていきます。難しい折り方はないので、未就学のお子さまでも大丈夫。必要な技法は山折り・谷折りだけです。ポイントは角をぴったり合わせて丁寧に折ること。一工程ごとに意識して折ることで、仕上がりが美しくなります。
お好きな色の折り紙で作って、お部屋のオブジェ・しおり・バッチなど自由に活用してみましょう。
用意するもの
・7.5cm×7.5cmの折り紙 1枚 葉の部分
・のり
花の折り方
1.画像の通り、色のある面が表になるようにひし形の向きで折り紙を置きます。
色のない面が表になるよう中心で折ります。
2.画像のように三角形になります。中心線で赤い線の向きに折ります。
3.角同士を合わせてしっかり折ります。
4.画像のように袋に指を入れて開きます。
5.袋をつぶします。
6.裏返します。
8.袋をつぶします。
9.中心線に沿って、下側を折ります。
10.折り目がついたら戻します。
11.画像のように袋に指を入れて開きます。
12.袋をつぶします。
14.中心線に沿って、下側を折ります。
15.折り目がついたら戻し、写真のように袋に指を入れて開きます。
16.袋をつぶします。
17.手前に1枚めくります
18.もう1枚めくると画像の形になります。
20.袋に指を入れて開き、袋をつぶします。
21.上側に向かってめくります。
22.画像のような形になります。
23.下側を中心に沿って折ります。
24.画像のように指を入れて袋を開きます。
26.左側を1枚めくります。
27.画像のような形になります。
28.上側を1枚めくり、折り下げます。
29.1回めくります。
30.画像のような形になります。
32.右方向に2回めくります。
33.画像のような形になります。
34.上側を 1枚めくり、折り下げます。
35.今度は左方向に2回めくります。
36.画像のような形になります。
38.4つ角を残して広げます。
39.折り目に従って折り畳んでいきます。
40.上から見て折り目を確認します。
41.画像のようにパーツを6:2に分けます。
42.画像の向きで置き、中心線に沿って左上部を内側に折ります。
44.中心線に沿って左上部を内側に折ります。
45.右方向に1枚めくります。
46.画像の形になります。
47.中心線に沿って左上部を内側に折ります。
48.最後の1パーツが正面になるようめくります。
50.中心線に沿って左上部を内側に折ります。
51.中心線に合わせて、画像のように下部の先を折り上げます。
52.しっかり折り目をつけます。
53.折り目に従って、ゆっくりと花びらを広げていきます。
54.折り目を生かして立体的に整えれば完成です。
葉の折り方
2.対角線に沿って半分に折り曲げ、三角形にします。
3.中心に合わせて、もう一度三角に折ります。
4.折り目がついたら戻します。
5.折り目に沿って右側を折ります。
6.左側も同様に折ります。
8.右側も同様に折ります。
9.左右に半回転させ、画像のように左右を内側に折ります。
10.裏返したら葉っぱの完成です。
花と葉っぱをのりでつけよう
葉っぱの裏側にのりをつけて、花を差し込んだら朝顔のできあがりです!葉っぱの長さ・角度はお好みで変えてOK。
パステルカラーの折り紙で作るとキュートな朝顔に、藍色・濃い紫などダークカラーで作ると大人っぽい雰囲気になります。両面・柄付き・ホログラムなど折り紙の種類を変えて、オリジナル朝顔を折っても楽しいですよ。