2018年10月25日 公開

【保育士お墨付き♪】折り紙のカラフル線路づくりでパパママの株もUP!

「折り紙って、折れるようにならないと遊べないでしょ」と思っているパパママの皆さん、そんなことはありませんよ!折らない折り紙あそびや車、電車好きなお子さんは必見の「折り紙でつくるカラフル線路」の作り方をご紹介します。手軽かつキレイな折り紙でもっと遊びましょう!

「折り紙って、折れるようにならないと遊べないでしょ」と思っているパパママの皆さん、そんなことはありませんよ!折らない折り紙あそびや車、電車好きなお子さんは必見の「折り紙でつくるカラフル線路」の作り方をご紹介します。手軽かつキレイな折り紙でもっと遊びましょう!

折り紙って折らなくてもいいんですよ!

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今回ご紹介するのは、折らない折り紙あそびとして、小さいお子さんも楽しい「折り紙でつくるカラフル線路」です。

車、電車好きのお子さんにぴったり。お人形さんが好きなお子さんには、お散歩道にしてあげると大喜び!カラフルでわくわく、自然とあそびも楽しくなりますよ。

さて作る前に、よく「折り紙って、折れるようにならないと遊べないでしょ!」と、誤解している方が多いみたいなのですが、そんなことはありません。

以前もコラムでご紹介させていただきましたが、折り紙って、折らなくても楽しく使えるんです!ただの色の付いている紙と、侮るなかれ!折り紙って、なかなかにデキる奴なんです。

・色がきれいで、色が豊富!
・作りが丁寧!(正確な裁断!)
・紙質が上質!
・図形で遊ぶための素質はもちろん、安価!(気軽に使えます)
・加工がしやすい!(子どもが扱いやすい)
などなど。

折り紙は、保育者であり造形作家でもあるわたしの目から見ても、優秀な素材です(うっとり!)。

そんなステキ素材が、身近にあるのに使わないのはもったいない!折り紙の特徴を活かして、折らずに楽しむ折り紙あそびから、折り紙に親しんでいきましょ!

「折り紙でつくるカラフル線路」の材料はこちら

photo by author (118314)

via photo by author
【材料】
・折り紙(1セット)

【道具】
・マスキングテープ
・ハサミ

以上!いつになくシンプルですね。うれしい。こういうの個人的に大好きです。

折り紙は、1セット分なくても大丈夫です。短いコースなら5~6枚もあれば大丈夫だと思います。

カラフルな色を活かしてステキな線路があっという間!

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【作り方】
1:折り紙を半分に切る。
2:お好みの色と長さに並べる。
3:マスキングテープで貼る。

できあがり!

小さいお子さんなら折り紙を切るところ、ぜひ見せてあげてください。ちょっと大きいお子さんなら、半分のしるしを付けるための一回折りや、ハサミの直線切りを一緒にすると楽しく充実感UP。

切った折り紙を並べるときは、お子さんと相談して並べましょう。色を選ぶ作業も子どもにとっては、大切な経験になります。マスキングテープを貼るときは、念のため、床材が貼っても大丈夫なものか確認してくださいね。

おうちにあるものでアレンジいろいろ♪

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コース作りのアレンジもいろいろできますよ。たとえば、トンネル作ったり、ちょっと壁を登るコースを作ってあげても楽しいです。トンネル作りは、イラストを参照してくださいね。

ティッシュの空き箱やトイレットペーパーの芯、透明のプラスチックトレイなど、おうちの中にあるもので簡単に作れますよ。

慣れてきたら、あらかじめ切った折り紙とマスキングテープを好きに使えるようにしてあげれば、お子さんが自分でコースアレンジして遊ぶようになったりします。

また、「ここまではコースを作っていいよ」という範囲をお約束しておくと、家庭内トラブルが減ります(笑)。

折り紙あそびは知育の前段階が大切

お家の中でもやってみました。

お家の中でもやってみました。

年中組さんの男の子と女の子と一緒に作りました。一度やり方教えたら、アッという間に自分たちで並べて、長いコースのできあがり。「駅作りたい!」とか「車庫にする!」とか、盛り上がって楽しかった~!ちなみにトンネルはコピー用紙です。
via photo by author
折り紙あそびは、手先の器用さや空間認識能力、数学的な興味などを育てることにもつながるため、折り紙自体、とてもよくできた知育玩具だと思います。

でも、その知育に行き着くためには前段階がないといけません。まずは素材に親しむことが肝心。折り紙なら、見る、触る、にぎる、ぐしゃぐしゃにするという経験を充分にしてから、やっと折るという段階にたどり着くのです。

まずは折らない折り紙あそびから、どうぞ楽しんでみてくださいね!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いわいざこまゆ
いわいざこまゆ

イラストレーター・造形作家です。7年間の保育士勤めを経て、主に保育の専門誌や書籍でイラストやまんがを描いたり、保育のための造形やアイデアを発表しています。現在も、近所の保育園に助っ人保育士として時折出没します。著書に「まゆ先生の保育な毎日」(世界文化社)「縫わずにできる手作り衣装BOOK」(メイト)「おりがみよくばり百科」(ひかりのくに/津留見裕子・池田かえる共著)他。鹿児島県出身。神奈川在住。