昔なつかしい子どもの遊び、「けんけんぱ」。子どもの頃よく遊んだけれど、どんなルールだったっけ?という方も多いのでは。昔に戻ってお子さんといっしょに楽しく遊んでみましょう。たくさんのローカルルールがあるようですが、ここでは代表的な遊び方を解説します。
「けんけんぱ」の遊び方
ひとりで遊ぶ場合
ひとりで遊ぶ場合の、基本的なルールを説明します。まず地面に線を引きましょう。1〜10までの枠と、スタートを書きます。
スタートの枠に立って、1番の枠に石を投げ入れます。石がうまく入らなかったらやり直しです。
石の入っている枠を飛び越えて、次の2番・3番に「パ」と言って両足で着地します。枠の中には必ず片足だけ入れましょう。
4番〜9-10番まで順に進んでいきます。片足のとき(4、7、8)は「ケン」と言いながら、両足のとき(5-6、9-10)は「パ」と言いながら飛びます。
9-10番にきたら向きを変えます。8番から順に2-3番まで戻ります。
2-3番に来たら、1番に入っている石をひろいます。石が入っていた1番をとび越して進みます。これでゴールできました。枠からはみ出たり、両足をついてしまったら、やり直しましょう。
1番をクリアできたら
1番に石を入れてうまく往復できたら、次は2番に石を投げ入れます。同じように2番はとび越して順に進んで戻ってきましょう。こうして石を1番から10番まで投げ入れます。だんだん石を遠くに投げなくてはいけないので、むずかしくなりますよ。
何人かで遊ぶ場合
じゃんけんで順番を決めます。最初の人が1番の枠に石を投げ入れて、同じように進んでいきます。石が入っている枠はとび越えます。ゴールするか失敗したら、次の人と交代。戻るときに、石は自分の石をひろいましょう。次の人も1番に石を入れ、同じように進みます。失敗した人は、次の順番のときに失敗したところからやり直しです。みんなでこれをくり返し、最初に10番に石を投げ入れた人が勝ち。
シンプルだけどおもしろい
枠の大きさを変えてみるとおもしろく遊べます。大きく書くととぶのが大変、小さくすると石を投げ入れにくくなりますね。はじめに色や形、投げやすくてころがりにくい自分だけの石をさがすのもポイント。小さいお子さまの場合は、石の代わりに木やプラスチックの小物を使ったり、お母さまがそばで見守ってあげてください。投げるときは人や物に当たらないよう充分お気をつけください。
複数で遊べば、あちこちに石が置かれるので避けてとぶのがむずかしくなります。人数が多いときは、自分の石の枠だけを避けるルールにするといいでしょう。みんなで工夫しながら、楽しく遊びましょう。
複数で遊べば、あちこちに石が置かれるので避けてとぶのがむずかしくなります。人数が多いときは、自分の石の枠だけを避けるルールにするといいでしょう。みんなで工夫しながら、楽しく遊びましょう。