2017年01月25日 公開

気持ちが何倍も伝わる愛らしい手紙、「絵手紙」!

パソコンや携帯電話の普及に伴って、直筆で手紙を書く機会が減っている方も多いかもしれませんね。しかし、直筆の手紙をもらうのは嬉しいもの。2月3日の「絵手紙の日」にちなみ、子どもと一緒に書ける「絵手紙」を描いてみませんか?

パソコンや携帯電話の普及に伴って、直筆で手紙を書く機会が減っている方も多いかもしれませんね。しかし、直筆の手紙をもらうのは嬉しいもの。2月3日の「絵手紙の日」にちなみ、子どもと一緒に書ける「絵手紙」を描いてみませんか?

ただの手紙とは一味違う、「絵手紙」とは?

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2月3日は「絵手紙の日」です。手紙に文字だけではなく、絵などをかいたりする習慣自体は以前からもあったようですが、書道家の小池邦夫氏が雑誌の企画で6万枚に及ぶ絵手紙を公表したことで、そのジャンルが確立されたようです。

完成イメージは、日本郵政の「手紙作文コンクールの絵手紙部門」の作品が参考になります。

絵手紙のモットーは「ヘタでいい ヘタがいい」

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文字だけならいざ知らず、絵も描くとなると「上手に描かなきゃ」という気持ちが働いて、中々挑戦しづらく思ってしまうお子さまもいるかもしれません。折角絵手紙を描くのであれば、楽しんで描いてほしいですよね。

手紙や絵手紙の本来の目的は気持ちを伝えること。
日本絵手紙協会のモットーも「ヘタでいい ヘタがいい」となっており、上手下手ではなく、大切なのは気持ちを込めて書く・描くことに重点を置いていることが窺えます。

お子さまが心を込めて描いた絵手紙は、きっと相手の心に響き、素敵な贈り物になるのではないでしょうか。そのことをしっかり伝えてあげることで、絵手紙の敷居も低くなることでしょう。

絵手紙作成をもっと身近に、楽しく

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上述した通り、絵手紙をつくるうえで大切なのは相手に気持ちを伝えること。
しかし、突然「絵手紙を描いてみよう」といっても、子どもはどうしたらいいのか戸惑ってしまうかもしれません。
慣れるまでは、絵手紙を描くときに「誰に何を伝えたいか」「そのためにはどんな絵を描いたらいいのか」ということを親子で話しながら描いてみましょう。

また、普段からはがきサイズの紙を用意しておくのも一案です。
旅行や行事などが終わり、子どもが「描きたい!」となったときに、そして、感動を新鮮なうちに筆にのせることができるからです。

最後に、できあがった絵手紙はすぐに郵送するようにしましょう。
絵手紙を作ったときの気持ちを覚えているうちに相手からリアクションがあるので、相手に何かを伝えることの楽しみを学ぶことができるでしょう。
同時に発送前に親子で出来上がった絵手紙の内容について話してみるのもおすすめですよ。

お手軽アート?ケシゴムハンコを使う方法

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絵を描くことが難しいようなら、消しゴムはんこを使うのもおすすめです。
全てをはんこで描くなら大きな消しゴムはんこ、ワンポイントで使うならば小さめの消しゴムはんこを使うことで、アクセントが利いてぐっと見栄えが良くなりますよ。

絵手紙を描くことで、筆まめな子に!

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メール文化が浸透した現代だからこそ、直筆の手紙や絵が描かれた絵手紙はより気持ちが伝わるツールになるのではないでしょうか。
とはいえ、描いてみるまではなんとなく、子どもにとっても親にとっても心理的な障壁が存在してしまうことも……。
一度チャレンジしてみて、それほど気構えする必要がないこと、そして何より相手に喜んでもらえるという魅力に気づけば、手紙を書くという文化を広める一翼を担ってくれるかもしれませんよ。

まずは1枚、親子で試してみませんか

好奇心旺盛で感性が豊かな子どもたち。その貴重な瞬間を絵手紙として残し、大切な誰かに送ることで、なによりも代えがたい素敵なプレゼントになるでしょう。
2月3日の「絵手紙の日」をひとつのきっかけと捉え、お子さまと一緒に楽しみながら、絵手紙を描いて送ってみませんか?

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター