世界でたった一つのオリジナルはんこを作ってみませんか?消しゴムを使えば、自宅でも簡単に作れます。きれいに作るコツや子どもと一緒に作業する際のポイントをまとめました。子どもの描いた絵をはんこやスタンプにするのも記念になっていいですよ♪
消しゴムはんこを作ろう!
しかも材料は100円ショップで手に入るものばかり。刃物を使うので十分な注意が必要ですが、子どもも一緒に作業できるポイントとともに、きれいに消しゴムはんこを作るコツを紹介します。
100円ショップでOK!まずは道具をそろえよう!
もちろん普通の消しゴムでもよいのですが、はんこ用に彫りやすい工夫がされた消しゴムもあります。最近では大型100円ショップなら消しゴムはんこ用のものを扱っているので探してみてください。
・デザインナイフ
刃先が細く、鋭いカッター。細かい図案にも対応できます。でも、危険なので子どもと作業をするときには取り扱いに気を付けてください。
・三角刀
デザインナイフが怖い方や子どもが彫るときはこちらがオススメ。細い線が彫れます。
・丸刀
広い範囲を彫ったり、中をくりぬいたりするときに使います。
・トレーシングペーパー
図案を消しゴムに写すために使います。
・カッティングマット
彫る作業をするときに机を傷つけないために使います。
・インク
紙だけでなく、布用、陶器用などいろいろあります。
・練り消しゴム
はんこについた削りかすやインクを掃除するために使います。
・シャープペンシル
図案を写すときに使います。
描いた絵を消しゴムに写そう!
※凸面……彫らずに残す面のこと。つまりインクが付く部分です。凸面が多い=彫る部分が少ない
子どももできる作業には★印を付けたので、参考にしてくださいね。
1.図案をきれいに転写するため、消しゴムに付いている白い粉を濡れ布巾やウエットティッシュで拭き取ります。(★)
2.次に図案の上にトレーシングペーパーをおいて、ずれないように注意しながらシャープペンシルで写します。(★)
この作業を子どもに任せるときは、パパママがトレーシングペーパーをおさえてあげましょう。また、彫らない部分はシャープペンで塗りつぶすと、実際に彫るときにわかりやすいですよ。
3.トレーシングペーパーに図案を写した面を消しゴムに重ね、ずれないようにしながら爪や固いもの(定規など)でこすりつけます。(★)
図案がきれいに消しゴムに写れば準備OK。
いよいよ彫ります!コツは消しゴムを回しながら
1.まず図案の周りの、いらない部分の消しゴムをカットします。
2.デザインナイフで図案を彫っていきます。このとき、刃を垂直に入れるよりも、少し外側に傾けるようにして入れた方が、後で必要ない面を削るときに作業がしやすいです。きれいに輪郭を出すコツは「消しゴムを回しながら」彫ることです。できるだけ刃を消しゴムから抜かずに一周彫ると、滑らかな輪郭になります。
3.次に、三角刀や丸刀で印面を残すように余白を削ります。輪郭を線で印面に残す場合は、2でデザインナイフの刃を入れた方向と逆方向に刃を傾けて彫ってください。転写した線の部分が横から見たときに逆V字で残るように余白を削れば、輪郭を線で出せます。
4.全部彫り終わったら印面に練り消しゴムをおしつけて削りかすを取り除きます。(★)
消しゴムに残っている図案は、ティッシュにクレンジングオイルを少量含ませて拭き取ります。(★)
5.インクをポンポンとつけて、試し押しをします。(★)
オリジナルハンコであれこれ作ろう
好きな絵柄に名前を一緒に入れてあげると、上靴などに使えますし、子どもも喜ぶこと間違いなしです!文字を入れるときは、逆さまにならないようトレースするときに注意してください。
保育園や託児所で、オムツを持参する時にも良いですね。子どもがまだ名前が読めなくても、自分で識別しやすい絵柄だと、自分のものだとわかります。
まだまだ広がる消しゴムはんこの世界
頑張ったノートには「ハナマル」のはんこ。
まだ文字が読めない子どもの持ち物には好きなマークのはんこを押せば名前代わりに。
子どもが描いた絵をはんこにするのもいい記念になりますよ!ぜひ親子で消しゴムはんこ作ってみてくださいね!