世界中でベストセラーの科学漫画サバイバルシリーズ。生物・自然・災害などがテーマで、ハラハラドキドキのストーリーが子どもたちに大人気です。面白いだけではなく、科学の知識も身につきます。科学漫画サバイバルシリーズの中から、災害をテーマとする5冊をセレクトしました!
異常気象のサバイバル 1
著者 :ゴムドリco.(文)、韓賢東(絵)
出版社 :朝日新聞出版
クルージングを楽しむ主人公たちが乗った豪華客船が悪天候に巻き込まれるところから、ストーリーははじまります。
そして突然飛ばされたのは、どこなのか分からない不思議な場所。その土地でひどい暑さ、落雷、鉄砲水、土石流など恐ろしい異常気象を経験することになります。主人公たちはこの異常気象の空間で果たしてサバイバルできるのでしょうか?
ストーリーの間に、集中豪雨や地球温暖化についての解説が盛り込まれ、自然に異常気象について学ぶことができます。
竜巻のサバイバル
著者 :リメ(文)、韓賢東(絵)
出版社 :朝日新聞出版
アメリカの大平原を訪れた主人公を突然襲う雷とひょう。そしてその後さらに恐ろしい巨大な竜巻が発生します。しかもその竜巻の進む先には、小さな町が……。
竜巻到着までのわずかな間に、主人公たちは町の人々を救うことができるのか?手に汗握るストーリーが展開します。
また、ストーリーの合間で竜巻に関してのいろいろな知識を解説。子どもにもわかりやすく、仕組みを理解することでより深くストーリーを楽しめます。
水不足のサバイバル
著者 :スウィートファクトリー(文)、韓賢東(絵)
出版社 :朝日新聞出版
舞台はシャワーを浴びることも、トイレを流すこともできない極度の水不足になってしまった地球。
主人公たちは、博士の作った発明品で水探しに出かけることに。しかし簡単に水を手に入れることはできず、トラブルに巻き込まれてしまいます。
この作品を読めば、子どもたちも水の大切さに気づくはず。水道の水を出しっぱなしということも、なくなるのではないでしょうか。
火山のサバイバル
著者 :洪在徹(文)、鄭俊圭(絵)
出版社 :朝日新聞出版
乗っていた飛行機が、フィリピンのジャングルに墜落してしまう主人公たち。しかもそこは噴火直前の火山のそばで、ジャングルから脱出する前に大噴火が起きてしまいます。火山灰や熱いマグマに追われる主人公たちは無事逃げることができるのでしょうか。
火山の種類や噴火の仕組みなどを、漫画を楽しみながら学ぶことができます。火山災害に実際に出会ったらどのような行動をとるベきか、この機会に親子で確認しておくのはいかがでしょうか。
大気汚染のサバイバル
著者 :スウィートファクトリー(文)、韓賢東(絵)
出版社 :朝日新聞出版
主人公たちを乗せた飛行機は砂嵐に襲われ、見知らぬ中東の街に着陸することになります。そこは高レベルの光化学スモッグに覆われたひどい大気汚染の街。主人公たちはなんとかこの街から脱出しようとしますが……。
ひどくならないと目に見えないため、子どもが理解できるように説明するのは難しい大気汚染。そんな子どもにとって難しい光化学スモッグを、分かりやすくストーリーの中に盛り込んであります。
ハラハラドキドキのストーリー展開が子ども心を掴む
面白いうえに科学や災害の知識も深まる科学漫画サバイバルシリーズ、パパママもぜひご一緒に読んでみてください。