2017年02月17日 公開

ひな祭りに親子で読みたい絵本5選

日本に古くから伝わる、伝統の行事・ひな祭り。それぞれの家のおひなさまを飾ってお祝いする、年に1度の「桃の節句」は女の子の楽しみです。そんなおひなさまとひなまつりにまつわる、楽しくて素敵な絵本をご紹介します。

日本に古くから伝わる、伝統の行事・ひな祭り。それぞれの家のおひなさまを飾ってお祝いする、年に1度の「桃の節句」は女の子の楽しみです。そんなおひなさまとひなまつりにまつわる、楽しくて素敵な絵本をご紹介します。

動物たちと祝う、ほのぼのしたひなまつりのお話

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タイトル:のはらのひなまつり
著者  :神沢 利子(作)/岩村 和朗(絵)
出版社 :金の星社

ともこの作った色紙のおひなさまが風に飛ばされてしまいます。追いかけていくと、そこにはたんぽぽのはらでひな祭りを祝う動物たちが集まっていました…。
「14ひきのシリーズ」で有名な岩村和朗さんの優しい絵が心和む、ほのぼのとした絵本です。
最後に、本に登場するたんぽぽびなの作り方が載っていますので、ぜひお子さまと作ってみてください。

自分たちの住む家を探す、力強いおひなさまの冒険物語

おひなさまの いえ (ワンダーおはなし絵本) | ねぎし れいこ, 吉田 朋子 |本 | 通販 | Amazon (37629)

タイトル:おひなさまの いえ
著者  :ねぎし れいこ(作)/吉田 朋子(絵)
出版社 : 世界文化社

売れ残ってしまった雛人形が、自分たちの住む家を求めて雛人形のお店から冒険に出る物語です。流し雛や他のお人形と出会い、ハラハラドキドキの冒険の果てに古いボロボロの家にたどりつきますが、雛人形たちはどうするのでしょう?粘土とちりめん布でつくられた、半立体の美しいお雛様が、自分たちで住む家を探す様子を活き活きと描いた絵本です。

おひなさまの絵が見ごたえ十分。ひなまつりの物語

 (37632)

タイトル:もりのひなまつり
著者  :小出 保子(作)
出版社 :福音館書店

のねずみたちから、「森のひなまつりをするから、おひなさまをつれて来てください」という手紙を受け取ったねずみのおばあさんが、おひなさまをこっそりつれて森へ出かけて行く物語。のねずみたちとひな祭りを楽しむおひなさまの様子や、その後に起こるできごとで活躍するねずみのおばあさん、そして何より細かに描かれた美しいおひなさまの絵に見入ってしまいます。

おひなさまと一緒に遊ぶ、楽しい想像ができるおはなし

ひみつ ひみつの ひなまつり (講談社の創作絵本) | 鈴木 真実 |本 | 通販 | Amazon (37635)

タイトル:ひみつ ひみつの ひなまつり
著者  :鈴木 真実
出版社 :講談社
※現在品切れ中です。

主人公の女の子、えいちゃんの耳に聞こえてきたのは段ボール箱から出てこようとしたおひなさまの声。えいちゃんに見つかってしまったおひなさまは、慌てて帰ろうとしますが、えいちゃんは一緒に遊ぼうと引き止めます。おひなさまと女の子が一緒に遊ぶ楽しいお話に、思わず夢中になる絵本です。

おばあちゃんがひなまつりをお祝いする、楽しい物語

おばあちゃんのひなまつり | 計良 ふき子, 相野谷 由起 |本 | 通販 | Amazon (37638)

タイトル:おばあちゃんのひなまつり
著者  :計良 ふき子(作)/相野谷 由起(絵)
出版社 :ひさかたチャイルド

3月3日のひなまつりが誕生日のおばあちゃん。一緒にひなまつりを祝うはずのまこちゃんが来られなくなって、ひとりさびしく過ごしていました。ところが突然小さな子どもたちが目の前に現れ、一緒に、にぎやかに楽しくおばあちゃんとお祝いをします。現れたふしぎな子どもたちの正体は何なのか?読んでいると、楽しく優しい気持ちになれるお話です。

伝えていきたい伝統行事を知ることのできる、素敵な絵本

おひなさまは年に1回飾るものであって、一緒に遊ぶお人形ではありません。そして、ひな祭りの季節以外はずっと押入れの箱の中で息をひそめています。しかしこれらの物語の中では、のびのびと歌ったり踊ったり、活き活きと動き回り、子どもたちの想像力を駆り立てます。そうして、ますますおひなさまが身近に感じられて、ひなまつりが楽しみになるでしょう。代々語り継ぎたい、おひなさまの物語です。

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この記事のライター