そのままでも十分おいしい果物ですが、ほんのひと手間を加えて、いつもと違った楽しみ方をしてみませんか?春巻きにすれば、手に持ちやすく、子どもたちも大喜び♪マンネリ化したおやつタイムにお悩みの方にオススメのレシピです!おやつの重要性とともに詳しくご紹介します。
子どもにとっての「おやつの時間」
それは子どもたちが笑顔になる魔法の言葉。
もうすぐ1歳半になるわが家の娘も、どんなに機嫌が悪く泣きじゃくっている時だって、「おやつ」の言葉に涙をぴたっと止めて、ダイニングテーブルに一目散で向かっていきます。
子どもにとっての「おやつの時間」は、心と身体をリフレッシュさせる大切なひととき。そして親子にとっての絶好のコミュニケーションタイムです。
3食の食事とは別に、楽しくおしゃべりをしながら、いろいろな味を覚えて五味の経験値を高めたり、食の楽しみを深めていくよい機会でもある「おやつの時間」。また、お手伝いを通じて食育を促すきっかけにしても素敵ですね!
今回は、栄養的にも精神的にも子どもには不可欠な「おやつ」の考え方と、果物を使ったオススメのおやつレシピをご紹介します♪
「おやつ=お菓子」ではないんです!
お砂糖やバターを使ったケーキや、塩分と油分の多いスナック菓子。スーパーやドラッグストアに並ぶ『〇歳から』と記載された幼児用のお菓子。
離乳食がスタートしたばかりの頃は与えないよう意識していたものの、1歳を過ぎたあたりから、どれも手軽で、子どもが欲しがるからついつい……と、おやつの時間に手に取ってしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、子どもの味覚を育てる大切な幼児期は、『おやつ=第4の食事!』という意識で食べ物を選んでいただきたいのです。
幼児期は成長が速いため、小さな身体のわりに多くの栄養素を必要とします。しかし子どもは、胃袋も小さく消化機能も未熟なため、大人のように一度にたくさん食べることができません。3回の食事だけでは充分に摂ることができない、活発な運動に必要なエネルギー源となる栄養を補うために必要になってくるのが、「おやつ」というわけなんです!
「果実の春巻き!?」目新しさに子どもは思わず笑顔に♪
そこで今回ご紹介したいのが、旬の果実にひと手間加え、春巻きの皮でくるくると巻いて揚げ焼きにするだけの簡単おやつレシピ。
チーズや野菜と合わせてさらに栄養満点!とっても簡単なので、親子クッキングにもオススメですよ。
いつもの果物が春巻きになって登場する意外性に、子どもたちもきっと喜んでくれると思います。アレンジも自在なので、旬の果実を使ってぜひオリジナルのフルーツ春巻きをお楽しみください♪
『りんごとクリームチーズの春巻き』
ビタミンやミネラルなどの豊富な栄養素がバランスよく含まれた果物であるりんごは、「1日1個のりんごで医者いらず」とも言われていますよね。りんごの糖分のひとつであるブドウ糖は最も代謝しやすい糖質なので、素早く栄養となりエネルギー源として活用されます。
そして、腸に届いたりんごは栄養として吸収されながら、腸を元気にする力を発揮!ペクチンによる整腸作用が働き、腸の活動を活発にします。
ぜひおいしいりんごを使ってお試しいただきたい一品です。シナモンやクルミを加えると、大人も楽しめるスイーツになりますよ♪
【材料】
・クリームチーズ 40g
・無塩バター 5g
・グラニュー糖 5g
・春巻きの皮(ミニサイズ) 4枚
『みかんとにんじんの春巻き』
みかんと言うと、ビタミンCがたっぷりというイメージがありますよね。しかし、それだけではなく、実は『β-クリプトキサンチン』という成分が豊富に含まれていることも近年注目されているんですよ。
βクリプトキサンチンは、強い抗酸化作用を持ち、免疫力を高め、発がん物質から細胞を保護する効果などが期待されているのだそう。風邪をひきやすいこの季節は、ぜひそんなみかんをしっかり食べておきたいですね
おやつでありながらたくさんの栄養を摂ることができるので、食べムラのある幼児期にオススメの一品です。
【材料】
・にんじん 1/3本(5㎝程度)
・春巻きの皮(ミニサイズ) 4枚
【作り方】
親子で楽しいおやつTIMEを♪
寒い冬もあと少しで終わり、春の訪れが目前に迫ってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすい方も多いのではないでしょうか。
ぜひ旬のおいしい果物の栄養を味方につけ、家族みんなで健康な毎日をお過ごしください♪