海外旅行で一生の心の財産になるものを子どもに見せてあげたい。そんなときにおすすめなのが世界遺産です。地形、景観、生物などの自然遺産と、建築物や遺跡などの文化遺産、その両方を兼ね備えた複合遺産の3種類があります。今回は、子連れで行くのにおすすめの海外の世界遺産を5つご紹介します。
1.シンガポール植物園(シンガポール:文化遺産)
シンガポール植物園のおすすめポイントは、ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデンという子ども用のエリアがあり、ツリーハウスや水辺で遊べること。
シンガポールは日本との時差が1時間。直行便も多く、子連れでの海外旅行デビューにもおすすめです。
午前5:00~翌午前0:00
※オーキッドガーデン 午前8:30~午後7:00
ジェイコブ・バラス・チルドレンズ・ガーデン 午前8:00~午後7:00
【入園料】
無料
※オーキッドガーデン
大人 5シンガポールドル
学生 1シンガポールドル
12歳未満無料
【所在地】
Singapore Botanic Gardens
1 Cluny Road, Singapore
2.キナバル自然公園(マレーシア:自然遺産)
直径約1mにもなる世界一大きい花ラフレシアをはじめ、地域特有の珍しい動植物に出会えるキナバル自然公園。子どもたちにとって、写真やビデオとは違う、本物との出会いは、なにものにも代えがたい思い出となるでしょう。
午前7:00~午後5:00
【入園料】
大人 15リンギット
子ども(18歳以下)10リンギット
【所在地】
Kinabalu Park
89300, Ranau, Sabah, Malaysia
3.ハワイ火山国立公園(アメリカ:自然遺産)
焼け焦げた砂漠や熱帯雨林、溶岩洞窟、溶岩でゴツゴツとした地形など、子ども心をつかむ貴重な自然がいっぱい!
火山と聞くと少し心配ですが、ここでは遠くから安全に見学できるようになっています。訪れたら、まずビジターセンターへ寄ってみましょう。
車 1台25ドル
バイク 1台20ドル
徒歩・自転車 1人12ドル(15歳以下無料)
※7日間有効
【所在地】
Hawaii Volcanoes National Park
1 Crater Rim Drive, Hawaii National Park, HI
4.自由の女神(アメリカ:文化遺産)
自由の女神のあるリバティ島へはフェリーで渡ります。島までは約15分の船旅ですが、子どもたちにとってはこれも楽しいアトラクションの一つになりますね。
午前8:30~午後5:00
※フェリーの始発・最終時間。季節により変動あり
【料金】
フェリー
大人(13歳以上)18.5ドル
子ども(4歳以上)9ドル
※自由の女神の内部見学は別料金(3ドル)
【所在地】
Statue of Liberty
Liberty Island, New York, NY
5.サグラダ・ファミリア教会(スペイン:文化遺産)
個性的なガウディのデザインに満ちた建物は、外観も内部も子どもの好奇心を刺激します。色とりどりのステンドグラス、動植物などさまざまなものをモティーフとしたデコレーション……。サグラダ・ファミリア教会は子どもたちにとって、いくら見ていても飽きない宝箱のような場所です。
午前9:00~午後6:00
(3月、10月は午後7:00まで、4~9月は午後8:00まで。年末年始は時間変更あり)
【入場料】
大人 15ユーロ
子ども(18歳以下)13ユーロ
11歳未満無料
※タワー入場がセットになったチケットもあり
【所在地】
Sagrada Familia
C. Mallorca 401, Barcelona
百聞は一見にしかず、三つ子の魂百まで
百聞は一見にしかず、魅力ある世界遺産は子どもの感受性に訴えかけるはずです。そして三つ子の魂百まで、子どものころに見たものはいつまでも深く心に刻まれることでしょう。