学習習慣をつけ基礎学力を確かなものにすると定評がある「くもん式教育法」。くもんの「かず・けいさんカード」は早期教育におすすめです。つまずきやすい時計・九九も、かず・けいさんカードなら楽しく学べます。0歳から始められ、遊びながら知育できるカードをご紹介します。
くもんのかず・けいさんカードとは
くもん出版から発売されている「かず・けいさんカード」は、親子でコミュニケーションを取りながら使う知育カードです。遊びながら数を学ぶことで集中力・自己肯定感を高めることができます。
0歳からはじめる早期教育にもおすすめです。
脳を活性化させ情緒を安定させる
脳の発達は3歳までに80%、6歳までには90%が完成すると言われています。適した早期教育を行って、脳の発達をサポートしたいものです。有効な早期教育のコツは「五感に刺激を与える」ことと「親子のコミュニケーション」です。
かず・けいさんカードは、視覚・触覚・聴覚に刺激を与えるとともに、親子のコミュニケーションもとれる知育教材です。
親がカードを見せて、子どもが答える、自由にさわらせて子どもの質問に親が答えるなど、楽しく遊びながら集中力・自己肯定感・計算力・コミュニケーション能力を伸ばすことができます。
早期教育に大切なのは遊びながら楽しく学べることです。カード遊びを集中して楽しむことで、学ぶ心が自然に育っていくでしょう。
かずカード
タイトル:かずカード
出版社 :くもん出版
1~50までの数字を、数の概念とともにしっかり覚えられるカードです。表面に黒数字、裏面に対応する赤ドットが記載されており、シンプルな作りとカラーで0歳児の視覚にも訴えるように作られています。このカードで、数え方・数字の順序・数と量の関係が理解できるでしょう。
カードサイズは縦19.2cm×横13.0cm。白地に黒文字・赤文字で数字・ドットが書かれています。
使い方の例
・数を親子で唱えた後、ドットの数を一緒に数える
・ドットを見せて対応する数字を子どもに言わせる
・ドットを見せて対応する数字を別紙に書かせる
・数字を見せて別紙にドットの数を書かせる
子どもの成長に合わせて遊びましょう。
たしざんカード
タイトル:たしざんカード
出版社 :くもん出版
計算の基礎となる1桁の足し算を45例学べます。繰り返し遊ぶことで、数式の書き方と暗算力が身につきます。
カードサイズは縦19.2cm×横12.9cm。白地に黒の文字です。表面に2+3=5のような式と答え、裏面は2+3=と式のみになっています。
使い方
・表面の式と答えを見せた後、すぐに裏面を見せて回答させる
答えられなかったら再度、表面を確認させましょう。できたらその都度大げさなくらい褒めることをおすすめします。
自信を持ち、リラックスすることで学習効果がアップするはずです。
ひきざんカード
タイトル:ひきざんカード
出版社 :くもん出版
小学校1年生でつまずきがちな引き算を45例暗記することで、苦手意識を持つことを避けられます。繰り返し遊びながら、数式の書き方と暗算力が身につくでしょう。
カードサイズは縦19.2cm×横12.9cm。白地に黒の文字です。表面に5-2=3のような式と答え、裏面は5-2=と式のみになっています。
使い方
・表面の式と答えを見せた後、すぐに裏面を見せて回答させる
慣れてきたら式のみの裏面を見せて、回答させていくのもおすすめです。間違えた場合のみ表面の式を見せて確認させましょう。
とけいカード
タイトル:とけいカード
出版社 :くもん出版
「○時ちょうど」「○時半」「○時15分」など基本的な時計の文字盤が46パターンあります。幼児に難しい時計の見方を文字盤と3種類の表記法で正しくしっかり覚えられるでしょう。
表面は時刻を表す時計の文字盤、裏面には文字盤の時刻をアナログ・デジタル表記で記載してあります。
付録に、長針と短針が動かせる時計カードがついています。
カードサイズは縦19.2cm×横12.9cm。白地に黒・赤・青の文字です。
使い方の例
・表面の時計文字盤を見せた後、裏面の読み方を見せる
慣れてきたら表面を見せたら時刻を回答させましょう。
・裏面の時刻表記を見せて、付録の時計カードの時刻を設定させる
九九カード
タイトル:九九カード
出版社 :くもん出版
1~9の段全てと「×0」「×10」を合わせた99種類の九九カードで唱え方とかけ算の考え方を学べます。×0は必ず0になること、×10で必ず位がひとつ上がることも自然に覚えられます。
カード表面は「2×3=6 にさんがろく」のように九九の式・答えと読み方が記載されています。裏面は「2×3=」と式だけの記載です。「にさんがろく」「ごろくさんじゅう」のように普段は使わない九九独特の読み方を遊びながら丸暗記できてしまいます。
カードサイズは縦19.2cm×横12.9cm。白地に計算式を黒、読み方をピンクで書いてあります。
使い方の例
・表面の式、答え、読み方を見せた後、裏面の式を見せて九九の読み方で回答させる
覚えてきたら裏面の式を見せて、九九を答えさせます。
(例)2×3=を見せて「にさんがろく」と答えられるか確認します。
集中力を高めるコツは、長時間やらないこと
小学校低学年くらいまでの集中できる時間は、15分程度です。未就学の幼児の場合は年齢+1分程度と言われています。
知育カードで遊ぶときは、15分以内に切り上げるのがおすすめです。時間が経って集中力が切れてくると、苦痛に感じて、カード遊びに苦手意識を持つこともあります。
カード遊びを楽しいと感じ集中している時間に脳は活性化しています。かず・けいさんカードを使って、お子さまに合ったペースで楽しく学んでいきましょう。