みなさん「雪育」という言葉を聞いたことがありますか?「食育」なら知っているけれど……という方も多いでしょう。そこで今回はこの「雪育」にクローズアップして大解剖!雪育とは何か、そしてどのような効果があるのか、さらにその効果をより高める方法についてご紹介します。
雪育とは
また児童心理を専門とする東京成徳大学の石崎一記教授は発達心理学の観点から次のように「雪育」を定義しています。
雪のフィールドにおいて、その自然環境を活用しながら、子供の発達を促す教育的かかわり
雪育の効果その1:自律性の発達
ときには上手く曲がれず転んでしまうこともあるでしょう。しかし試行錯誤の後に問題を解決し、滑れるようになったときの達成感は何物にも変えられないはず。
そしてこのような経験が子どもに自信を与え、自律性の発達を促します。
雪育の効果その2:親子の絆の深まり
また白銀の上では「子どもとの遊び方がわからない」という悩みもさようなら。スキーやスノーボードなどのスポーツはもちろん、童心に返って雪合戦や雪だるま作りなど、雪の世界の中で一緒に遊んでみましょう。同じ遊びを共有することで親子の絆が深まります。
雪育の効果アップのためにはレッスンの利用がおすすめ
そんな雪山の知識や魅力に詳しいのが、スキーリゾートのスタッフたちです。雪山のプロたちが行う子ども向けのレッスンは、ハイクオリティーな雪育の場。親と離れてコーチや仲間と過ごすことによって自律性と共に社会性も育まれます。
ますます可能性が広がる雪育
スノーリゾートのコンテンツが増えれば増えるほど、それだけ雪育の可能性も広がっていくでしょう。