カードに描かれた絵を合わせて遊ぶシンプルな絵合わせカード。でも、遊び方次第でいろいろな楽しみ方ができ、ひらがな・英語の取得にも役に立ちます。おすすめの絵合わせカードを遊び方とともにご紹介します。ぜひ、おうち遊びに取り入れてみてくださいね。
絵合わせカードとは
どうぶつえあわせカード
著者:わらべ きみか(作) わらべ きみか(絵)
出版社:ポプラ社
動物の種類は全部で16種類。とてもシンプルなのですが、いろいろな遊び方ができ、知育にも最適です。
マグネットカード
出版社:宝島社
子どもが大好きなマグネット製なので、料理するママの側で冷蔵庫に貼って遊ぶこともできますよ。
全18種類あり、それぞれひらがなと英語で名前が書いてあります。
絵合わせカードの遊び方(表)
まずは表面を使った簡単な遊び方です。
①32枚のカードを、表面にしてバラバラに置きます。
②かるたのように「パンダさんはどーれだ?」と声をかけ、2枚のカードを見付けてうまく絵合わせできたらカードを並べていきます。
1歳くらいなら、まだ動物の認識もまだ難しい頃。パパ・ママが「これがライオンだよ」と声をかけながら2枚のカードをピッタリとくっつけて、見せてあげましょう。
2歳頃になれば、色や形の違いを認識して自分で動物を見付けられるようになってきます。
また、応用編として、「緑色の動物はどれかな?」「鼻が長い動物はどれかな?」「木登りが上手な動物はどれかな?」など、質問の仕方を変えていくと、動物の形や色の違いだけでなく、特徴や特性などを認識することに繋がります。
絵合わせカードの遊び方(裏)
①カードを裏面にしてバラバラに置きます。
②正面を向いている表面のカードを手に持ち「この動物の後ろ姿はどれかな?」と正面の姿を見せて質問し、カードを見付けていきましょう。
子どもは、動物の後姿を実際に見ることはあまりないので、正面の姿を見て【想像力】を働かせて後ろ姿を自分で見通す力を鍛えます。
また角度によって、物の見え方が変わるということを認識することに繋がりますよ。遊んだ後に動物園へ行って、実際に後ろ姿を親子で一緒に見てみるのも面白いですね。
ひらがな・英語を使った遊び方
写真はわが家で取り入れている、英語を使った遊び方の例です。
アルファベットを並べて、そのアルファベットからはじまる動物を横に並べていきます。アルファベットの形を認識して同じ形を見つけられるようになったら、次は英語表記は見ずに、音からフォニックスにあてはめていきます。
これをひらがなパターンでやれば、ひらがなの形と音を認識できるようになります。勉強ではなく、遊びを通して理解を進めていくことができれば、親も子も楽しいですよね。
子どもが大好き アンパンマンのカードもオススメ!
あいうえおカード
著者:やなせたかし(原作) トムス・エンタテインメント(作画) わだことみ(指導)
出版社:フル―ベル館
アンパンマンシリーズにも絵合わせカードがあり、子どもがとても興味を持つのでオススメです。こちらは、表面のカード1枚ずつにひらがなが1文字書いてあり、裏面には「あいうえお」の5枚のカードで1枚の絵になるように描かれています。
絵合わせを楽しみながら、ひらがなの順番も覚えられるようにできているのがよいですね。
ABCカード
著者:やなせたかし(原作) トムス・エンタテインメント(作画) わだことみ(指導)
出版社:フル―ベル館
こちらのABCカードは、表面のカード1枚ずつにアルファベットの大文字・小文字が書いてあり、裏面は2枚のカードを合わせてひとつの絵になるように描かれています。
2枚のカードは大文字と小文字がセットになっていて、そのアルファベットからはじまる単語の絵が描かれているので、アルファベットの認識と一緒に語彙力を増やすことにも繋がります。
絵合わせカードでできること
①識別力が高まる
たくさんあるカードの中から、ぴったりと合うカードを探すことで、色や形の違いを少しずつ認識して、識別していく力を高めることができます。
②集中力を養う
カードを順番に見付けていく作業は、小さい子どもにとってはかなり集中力が必要です。耳で聞いて目で探すという遊び方で、さらに集中力を鍛えることができます。
③物の名前を覚える
動物や乗り物など、カードにある名前を憶えて語彙を増やすことができます。
④ひらがな・英語を覚える
物の名前を認識し、それに対応したひらがなの形・音、英語の名前・音を覚えることができます。
とてもシンプルな絵合わせカードですが、メリットはたくさん!子どもの月齢に応じた遊び方ができますので、ぜひいろいろな種類を試してみてはいかがでしょうか。