2024年04月11日 公開

【簡単工作】毛糸とモールで春の花『たんぽぽ』を作ろう!

毛糸とモールで簡単季節の工作!春の花『たんぽぽ』の作り方をご紹介します。入園入学の季節の飾りや、小学校、学童での工作遊びにも使えますよ。ふんわりとした質感でプレゼントにもぴったりです。

毛糸とモールで簡単工作を作ってみませんか?

今回は、この2つの材料で春を代表する花『たんぽぽ』を作ります。黄色い花のときのたんぽぽと、綿毛になったときの白いたんぽぽの2種類の質感を毛糸でどう表現するのかな?と気になった方は、ぜひ続きもご覧くださいね!

ふたつの質感で、たんぽぽを表現♪

今回の工作は、材料は毛糸とモールの2つがメイン。100円ショップ等で手に入りやすい材料なのが嬉しいですね。

小学校中学年以上のお子さまであれば、一人で作ることも可能です。未就学・小学校低学年のお子さまには、工程の一部を手伝ってもらったりと、親子で和気あいあい作ってみてください。

できあがった『たんぽぽ』は、ガラスのコップや空き瓶に入れて飾ると、お部屋のデコレーションにぴったりですよ。

では、さっそく作り方をご紹介します。

毛糸とモールで春の花『たんぽぽ』工作【材料】

材料

・緑色のモール
・毛糸(緑・黄色・白)
・ダンボールや厚紙の端(廃材でOK)約4㎝×5㎝

・ハサミ
・ボンド

・緑色の画用紙など(葉っぱを作る場合のみ。無くても大丈夫です)

毛糸とモールで春の花『たんぽぽ』工作【作り方】

手順A

緑のモールを用意します。上の写真のように半分に折りましょう。

黄色の毛糸を用意し、モールを半分に折った部分に通します。その後、モールを指でつまんでひねり、通した毛糸が抜けないように固定します。

ここまでが、手順Aです。

手順B

ダンボールの端(お菓子の箱や新聞紙などを数回折ったものでも代用可)を用意します。大きさは約4㎝×5㎝程度ですが、特に決まりはありませんので、目安程度で大丈夫です。

ひとつ前の写真(手順A)の毛糸を通したモールの下部分と、ダンボールが少し重なるように手で持ち、上の写真(2枚目)のように毛糸を前から後ろ、下から上へと、ぐるぐる巻きつけていきましょう。

最初の数回は、少しぐらぐらするかもしれないので、小さいお子さまの場合は4回程度巻いてあげてから続きをお願いすると、スムーズに巻けると思います。

たんぽぽのふんわりした雰囲気を表現したいので、かなりこんもりするまで、ひたすらぐるぐる巻きます。

ある程度巻けたら、上の写真(2枚目)のように、モールの片方に、毛糸を2回巻きつけましょう。(毛糸が簡単にずれないようにするため。)

そのまま緑のモールを交差させてひねって、毛糸がずれないように固定し、さらに最後までモールをひねって、たんぽぽの茎の部分に強度を出します。

毛糸の余った部分を切ります。

ここまでが手順Bです。

手順C

ダンボールを横から抜き取り、緑色の毛糸で、黄色の花の根元を写真のように縛って固定します。(なるべくぎゅっと強めが良いです。)

先ほどの、緑色の毛糸の結び目とその周辺にボンドをつけ、そのまま緑色の毛糸をぐるぐると巻きつけていきましょう。するっと外れやすい工程なので、ときどきボンドを根元に追加しながら、上の写真(2枚目)のように根元を毛糸でカバーします。

ハサミで、毛糸のアーチ部分(トップ)を半分に切ります。360度に広げると、たんぽぽの花が咲きます!
このままの状態だと、まだ花の形がきれいな円形になっていないので、上から見て、なるべく円がきれいになるように外周を少し切って整えると、できあがりがきれいになります。

ここまでが、手順Cです。

☆ここまでの工程(手順AからCまで)は、黄色いたんぽぽを作る場合も、白い綿毛のたんぽぽを作る場合も共通の手順になります。

さらに、もう一工夫!たんぽぽの花は、内側の花びらの方が外側よりも短いので、この毛糸のたんぽぽも、内側(中心部分近く)を少し短く切って整えます。(写真1枚目)

切って余った部分を使って、花の中心部分に貼り、緑のモールを隠すようにすると、より『たんぽぽ』らしくなりますよ。(写真2枚目)

白い綿毛へアレンジ

白い綿毛のたんぽぽの作り方も、手順A~Cまでは同じです。
上の写真のようにダンボールを抜き取って、上の部分をハサミで切ったら、毛糸を全体に広げます。

そして、上の写真(3枚目)のように、爪楊枝や先の細いものを使って、毛糸の先をほぐしていきます。
細かくほぐすほど綿毛の柔らかさが表現できるので、一本一本根気よくほどくのがポイント!

全ての毛糸をほぐしたら、丸いボール状の形になるように、外周をハサミで少しずつ切って整えて完成です。

黄色と白を1本づつセットにしたり、たくさん作って束で飾るのもおすすめです。
緑色の画用紙や折り紙が手元にあれば、ギザギザの葉っぱの形に切って横に沿えても可愛いですよ。

ふんわり柔らかい『たんぽぽ』を飾りましょう

毛糸の部分もモールの部分も、ふんわりとした手触りなので、お子さまに喜ばれる質感です。大好きなお友達や先生へのプレゼントにも良さそうですね。

茎の部分(モール部分)をあえて短めに作って、ブローチにしても可愛いです。

一輪挿しに飾ってみたり、マスキングテープで留めてデコレーションとして使ったりと、お子さまと一緒に春を感じる方法で楽しんでみてくださいね!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa