「布絵本」ってご存知ですか?お店で布絵本を見たことはあっても、どんな特徴があるのかよくわからないパパママもいらっしゃるかもしれません。ここでは布絵本の特徴や布絵本が子どもに与える効果、おすすめ&人気の布絵本をご紹介します。
「布絵本」って一体どういうものなの?
また、ほとんどの布絵本は絵が中心で字(物語)が少ないので、パパママが赤ちゃんの興味に合わせてストーリーを考え、絵本に出てくる動物の名前などを語りかけながら読んであげるといいでしょう。
紙の絵本と違う点は、次の通りです。
・汚れたら洗うことができる
・やわらかくケガの心配がない
・破れたり壊れたりしにくい
・軽いので持ち運びに便利
・字とページ数が少ない
繰り返し洗えて衛生的で、やわらかく安全な布絵本は、赤ちゃんが遊ぶ最初のおもちゃにぴったりです。破ける心配もないため、長く使えるのもパパママにとってはうれしいですね。
布絵本はいつごろから読める?
新生児期から生後2カ月ころまでは読み聞かせ、3~4カ月以降は、手で触ろうとする赤ちゃんもいるため、布絵本本来の魅力を感じながら楽しむことができるでしょう。
布絵本の選び方
デザイン・色彩豊かな本
また、布絵本は四角だけでなく、動物をかたどった形など、さまざまなデザインがあります。あひるやキリン、キャラクターなどの小さいマスコットが付いているタイプもあるので、赤ちゃんの興味に合わせて選んであげてくださいね。
仕掛けがたくさんある本
ベビーカーに取り付けられるタイプなら、お買い物やお出かけに赤ちゃんが飽きずに遊ぶことができ、使い勝手抜群ですよ。
布絵本を読み聞かせるポイント
単に読み聞かせるのではなく、仕掛けで遊びながら親子のコミュニケーションをはかるツールとして、布絵本を活用するのがおすすめです。
また、布絵本にある、たくさんの仕掛けを赤ちゃんに発見させるように促すのもポイント。布絵本のなかには、ボタンをはめたり、ひもを結んだりする仕掛けがあり、最初はうまくできなくてもパパママが手助けすることで成功し、知らないうちに手先や指の発達にもつながります。
『はらぺこあおむし どこでもソフトブック』
メーカー:Kids Preferred
販売 :日本育児
子どもたちに大人気『はらぺこあおむし』の布でできた仕掛け絵本。つまんだりめくったり引っ張ったり……布がカサカサ・ツルツルしたりと楽しく触れる絵本には、指先の運動能力向上効果も期待できます。かわいいイチゴ型の歯固めや、ソフトミラーなどもついていますよ。
通常の『はらぺこあおむし』のお話とは違い、英語の単語ブックのようになっています。
『めくってモー!おでかけ布えほん』
メーカー:フィッシャープライス
世界No.1のベビートイブランド「フィッシャープライス」の布絵本。小さなウシさんを持って、絵本の中をおさんぽさせて遊びます。ウシさんは振ると音が鳴るようになっています。鮮やかな色合いで、たくさんの動物が出てきますよ。動物の名前を教えてあげるのにもぴったりです。
ミニサイズながら10ページもあり、着脱リングを使うとベビーカーに取り付けることもできます。
『Lamaze 恐竜の大ぼうけん』
メーカー:タカラトミー
表紙の卵の中にいる恐竜のマスコットと一緒に冒険ができる絵本です。絵本には穴が空いていて、そこから恐竜の顔が出せるようになっています。恐竜は握ると笛の音がしたり、布絵本の部分はパリパリ音がしたり手触りが違ったりと、さまざまな感覚を楽しめます。
『くいしんぼうルールー 仕掛けいっぱい絵本』
メーカー:エブロボ
フランスの絵本『くいしんぼうルールーのおはなし』がそのまま布絵本になりました。ふわふわのルールーのぬいぐるみのように見えますが、体の中が絵本に!お洋服を着たり鏡を見ながら歯磨きしたり、ルールーのお腹の中から何か出てきたりと、さまざまな仕掛けが楽しめます。表紙のふわふわの体は、触るとカサカサ音がしますよ。