2019年02月28日 公開

【現役保育士おすすめ】タオルでお人形あそび!極意や活用術も

大人にとって、簡単なようで意外に難しい「お人形あそび」。でも、お家にあるタオルを使えば、グッと充実してお子さんとのお人形あそびも楽しくなりますよ!今回は、お人形・ぬいぐるみあそびへの極意や、あそびに使えるタオル活用術をご紹介します!

大人にとって、簡単なようで意外に難しい「お人形あそび」。でも、お家にあるタオルを使えば、グッと充実してお子さんとのお人形あそびも楽しくなりますよ!今回は、お人形・ぬいぐるみあそびへの極意や、あそびに使えるタオル活用術をご紹介します!

何はなくとも、タオルがあればお人形あそびは楽しい!

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パパママに、「お子さんと遊ぶとき、何あそびが難しいですかねぇ?」とさりげなく聞いて回ったら、意外と「お人形ごっこ」という答えが多くてびっくり!

確かにそう言われると、想像力を働かせるあそびですから、何か引き出しがないと難しいものですよね~。

「ねぇねぇ、お人形ごっこしよう」と、キラキラお目めで見つめてくる子どもたち。期待に応えたい、だが自分にとってハードルが高い、長く続けられない。そして、意外に子どもから求められるごっこあそびのクオリティが高い……。

そんなとき、イメージが膨らむ小道具があったらいいですよね、でも手元にあるのは、子どものお気に入りのぬいぐるみ、クマさんがひとつだけ……。

そこでお役立ちするのが、タオルなんです!タオル1枚でお人形あそびの世界が広がります。もう1つ、輪ゴムがあれば、百人力ですよー♪

今回は、タオルを使ったお人形あそびの楽しみ方をご紹介します。

お人形あそびの極意その1:お子さんとの生活を再現する

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どうやってはじめればよいか、わからないー。そんなパパママは、まずお子さんとの生活で、実際にやっていることをお人形で再現してみましょう。

たとえば……
・ごはんを食べる
・お風呂に入る
・寝る
・遊ぶ
・散歩する
などなど。

やっぱり子どもも、自分の身のまわりのことの方が、見立てや想像しやすいもので、自然と話が続きますよ。

そして、ここでタオルを投入!

お人形やぬいぐるみをお風呂に入れて、バスタオルで拭いていみたり。掛ければ、お布団。両端を輪ゴムで縛ると、ゆりかごベットにも変身。吊り下げたら、ハンモックにもなりますよ。

お散歩に行きたいなら、タオル2枚使いでスリングに!車でお出掛けしたいときは、片方だけを引っ張ります。雨が降ったらタオルを被せて、首で留めると雨がっぱにもなります。

その調子です!どんどん楽しくなってきましたね~♪

タオルでごはんを作ろう

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さぁ、今度はごはんを作りましょう。タオルをたたんだり、巻いたりしたら、ごはんにもなります。

イラストの通り、いろいろな食べ物ができますよ。お人形やぬいぐるみより大きな食べ物になりますから、なんだか絵本に出てくるものみたい。わくわくしますね~。

他には、こちらのハンカチで作るパンシリーズも参考にしてみてください。

お人形あそびの極意その2:ファンタジー設定で楽しむ

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お人形あそびもベテランになってきたころ、ちょっと設定にも変化をつけましょう。

雨がっぱの見方を変えれば、ファンタジーの世界も楽しむことができます。
みんな大好き、魔法使い。
みんな大好き、オバケ。
……要は言ったもの勝ちです!

魔法使いといっても、そんなに大したことをしなくても大丈夫。ちょっと飛べるようにしたり、ちょっと隠れ蓑の術を使えるようにしたり……あ!忍者にもなれますね!

と、こんな風に気負わず、そのとき思いついたものやってみてください。

何もないけどタオルならあるー。

どのお家にもあるタオル。扱いやすく、洗濯もしやすいから衛生面もバッチリ。ほとんどのお子さんが、抵抗なく使えるものでしょう。また、タオルを丸めて手で持つだけでも、お人形そのものに見立てることだってできます。

本当に何も無いときー、例えば、災害時などでも、タオルは持ち出し用品や支援物資の中にはあります。現地で被災地支援をされた方から、タオルを使ったあそびを知っていれば、こういったあそびを通して、子どもたちの心のケアができるといった話もうかがいました。

他にも、タオルで作るかわいいお人形やあそびを紹介しているサイトがあります。私のイチオシおすすめは、タオルあそびを推奨されている松家まきこ先生の「タオルのうさこちゃん」!

とても簡単でかわいいので、お子さんと一緒に楽しんでみてください!

タオルシアター『タオルのうさこちゃん』【CD BOOK あそびうた ぴよぴよ(松家まきこ・新沢としひこ・山野さと子・森 麻美・山田リイコ)】

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

いわいざこまゆ
いわいざこまゆ

イラストレーター・造形作家です。7年間の保育士勤めを経て、主に保育の専門誌や書籍でイラストやまんがを描いたり、保育のための造形やアイデアを発表しています。現在も、近所の保育園に助っ人保育士として時折出没します。著書に「まゆ先生の保育な毎日」(世界文化社)「縫わずにできる手作り衣装BOOK」(メイト)「おりがみよくばり百科」(ひかりのくに/津留見裕子・池田かえる共著)他。鹿児島県出身。神奈川在住。