教室での一方通行の授業ではなく、子どもが自分で学んで力をつける公文式教育。その経験の蓄積を活かした知育玩具は、子どもの自発性を引き出したり、遊んでいる間にしっかり学べると、実際の利用者からの評価も高いようです。今回はオススメの知育玩具を紹介します。
STEP1だいすきどうぶつ 仕上げる喜び
2枚のピースの輪郭線を認知・比較し、隙間なくはめるという試行錯誤の繰り返しにより、図形の認知力・集中力などを養います。
最初は2ピースの単純なものから、3ピース、4ピース、6ピースの各2枚、全8枚へと、無理なく進めるようになっています。
また厚めの素材を用い、ピタッとはまるように工夫されているので、完成したときの満足感も大きいでしょう。
絵あわせきしゃポッポ 遊んでおぼえる
対象年齢1.5歳以上。幼児は知らず知らずの間に「ひらがな」の形を憶えてしまいます。
また、例えば「めだまやき」の「め」などの言葉を聞いたり話したりするうちに、平仮名の読み方も自然と憶え、平仮名の清音46文字を学習できます。
ボード5種類はジグゾーパズルのように連結して使うこともでき、またボードもピースも表裏の2種類があるので、習熟度の応じて複雑にしたり、遊びの幅を広げることもできます。
お友だちと競争して遊ぶのもよいかもしれませんね。
磁石すうじ盤30 30までの数をならべる
コマは幼児にもつかみやすい形状になっています。
また盤は10ごとに折りたためるので、初めは1から10まで、次に1から20までというように、段階を踏むことができます。
数が暗誦できるようになったら、盤の裏側の空白のマス目を使ってコマを並べましょう。
大人には一見単純な作業のように見えますが、幼児には1から2、3……とだんだん増えてゆく数感覚を身につける上で大切な作業です。
磁石かんじ盤 漢字をおぼえる!
幼児には絵も漢字もひらがなも同じです。
むしろ特徴の多い漢字の方が、ひらがなより識別しやすいことも多いぐらいです。
使われる漢字は特に漢字学習のために選ばれたものではないので、学習指導要綱の漢字配当表に無い文字も含まれています。
磁石あいうえお盤 50音と50までの数をならべる
正しく並べるためには文字や数字の形をよく見なければならず、文字や数字が自然に覚えられます。
コマは磁石になっているので、ピタッと吸いつく感触が楽しめます。
並べられたら、50音や50までの数字を指差しながら音読してみましょう。
もともと数は1から順に数え上げるためにできたもの。きれいな発音・発声の練習にもなります。
知育玩具で学びの基礎をつくっていきましょう
今回紹介したような知育玩具を与えることで、遊びの中から吸収する内容の質がグンとあがるのはないでしょうか。
お子さんにとって、勉強することが楽しい、と思えるような環境を作ることができるといいですね。
ぜひ、お子さんの学びたい意欲をサポートしてあげてください。