どんど焼きは全国的に行われている有名な年始の行事ですが、火を扱うので開催されている神社は多くありません。印象深いイベントなので子どもにも見せてあげたいところです。そこで多くはありませんが都内のどんど焼きスポットを紹介します。どんど焼きの由来や理由もお子さまに説明しながら楽しんでください。
「どんど」ってなに?何を焼くの?
via www.photo-ac.com
どんど焼きは小正月1月15日ごろに門松や注連縄などを、神社などに持ち寄って燃やす行事です。
「どんどや」と呼ばれる簡単な小屋を作り、そこで正月の飾りを燃やすことで、新年に迎えた歳神様を炎とともに見送るという意味合いがあります。
その残り火でお餅などを焼いて食べることで、1年間を健康に過ごせると言われています。800年近く前から続く文化のようですが、徳川幕府が火災を恐れて禁止した影響で、都内で大々的にどんど焼きを行っている場所は今でも少ないままです。
ちなみに「どんど」の由来としては、燃える火を「尊(とんと)や尊(とんと)」と囃し立てていたから、「どんどん」燃える様子などから、など諸説ありますが、音の響きからついたということは間違いないようです。
「どんどや」と呼ばれる簡単な小屋を作り、そこで正月の飾りを燃やすことで、新年に迎えた歳神様を炎とともに見送るという意味合いがあります。
その残り火でお餅などを焼いて食べることで、1年間を健康に過ごせると言われています。800年近く前から続く文化のようですが、徳川幕府が火災を恐れて禁止した影響で、都内で大々的にどんど焼きを行っている場所は今でも少ないままです。
ちなみに「どんど」の由来としては、燃える火を「尊(とんと)や尊(とんと)」と囃し立てていたから、「どんどん」燃える様子などから、など諸説ありますが、音の響きからついたということは間違いないようです。
都内で行われるどんど焼き:鳥越神社
台東区鳥越にある鳥越神社は、651年に日本武尊を祀って白鳥神社として建てられたのがその起こりで、基本的にその位置を変えることのないまま、今日まで人々に愛され続けています。例年6月に開催される鳥越祭は人気で、披露される千貫神輿は都内最大級を誇ります。毎年1月8日にとんど焼きが開かれ、お焚き上げからお餅の焼きまで、しっかりと行われます。
【所在地】
東京都台東区鳥越2丁目
【開催日時】
1月8日午後1:00~
【アクセス情報】
JR浅草橋駅 徒歩8分
都営地下鉄蔵前駅 徒歩5分
大江戸線新御徒町 徒歩10分
都内で行われるどんど焼き:花園神社
新宿区の中心にある花園神社は、さまざま劇団による演目の舞台として、また例大祭や酉の市など一年中賑わいの絶えない人気の神社です。例年1月8日に行われる花園神社でのどんど焼きは、「湯の花神事」と呼ばれ、お焚き上げの火で沸かしたお湯を神様に備え、同じお湯で作った甘酒が参拝者にふるまわれます。
【所在地】
東京都新宿区新宿5-17-3
【開催日】
1月8日
【アクセス情報】
東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線新宿三丁目駅 徒歩すぐ
JR・小田急線・京王線新宿駅 徒歩7分
日本の伝統的な子どものためのお祭り
そもそも健康や無病息災を願うためのお祭りの要素が強く、一般的に子どものお祭りとされているどんど焼きですが、もちろん老若男女問わず、今でも多くの人々に親しまれている風習です。
神奈川県まで足をのばせば、重要無形民俗文化財にも指定された大磯海岸の左義長なども有名です。特に都内ではなかなかお目にかかれないどんど焼きに、2017年は家族で足を運んでみてはいかがでしょうか?
神奈川県まで足をのばせば、重要無形民俗文化財にも指定された大磯海岸の左義長なども有名です。特に都内ではなかなかお目にかかれないどんど焼きに、2017年は家族で足を運んでみてはいかがでしょうか?