2023年12月05日 公開

ガーランド・平面・立体☆クリスマス切り紙あそび3選(6デザイン)

クリスマスの時期に作りたい、切り紙遊び3選をご紹介。横長平面に飾れるガーランド風、雪の結晶の切り紙、キャンドルホルダーにもなる立体切り紙です!デコレーションとしてはもちろん、冬の室内遊びや12月の知育・指先トレーニングとしてもおすすめです。

クリスマスの時期に作りたい、切り紙遊びをご紹介します。
今回は、横長平面に飾れるガーランド風のもの3つと、雪の結晶の切り紙2つ、キャンドルホルダーにもなる立体切り紙1つの、合計6つのデザイン!

クリスマスデコレーションとして飾るのはもちろんのこと、冬の室内遊びに取り入れたり、12月の知育・指先トレーニングとして活用したり、使い方は自由自在。
お子さまが「かわいい!」「きれい!」と喜ぶこと間違いなしです♪

それではさっそく、3種類の作り方をそれぞれ解説します。

横長平面ガーランド風のクリスマス切り紙

 

まずは、お部屋が華やかになるガーランド風の切り紙の作り方3種類から。

サンタの帽子の切り紙

【材料】

・お花紙(赤、緑、白)・・・包装紙や薄めの紙などでも代用可
・ハサミ
・鉛筆(下書き用)

・パステル、クレヨン、ペンなど書き込みに使えそうなもの・・・お好みでOK
(金銀のメタリックペンもおすすめです)

・のり(長いものを作る場合のみ)

【作り方】

お花紙を横方向に置き、約5㎝幅に切ります。

まず、下の写真のように、正方形くらいの大きさで、交互(ジャバラ状)に折りましょう。これを繰り返します。

最後まで折っていくと、少し余る部分が出てくるかもしれませんが、その部分は不要なのでハサミで切り落としてOKです。

では、サンタの帽子の下書きをします。鉛筆やシャープペンを使って書くのがオススメです。(ペンだと、お花紙の裏に染みてしまう可能性あり。)

下書きのアウトラインに沿って、紙を切ります。このときに、上の写真の青丸の部分が、左右の紙とジャバラ状に繋がったままになるように注意します。

切り終わったら、そっと横に広げると…サンタの帽子のガーランド風ができました!

クリスマスツリー切り紙

【作り方】

お花紙を横置きし、約6㎝に切ります。

切った紙を、端と端を合わせて半分に折り、その工程を繰り返します。

どんどん折って、下のような四角になったら、最後にもう一度折って、長方形にします。

くるっと90度回転して、縦置きにしたら、ツリーのアウトラインを下書きします。

ハサミでアウトラインに沿って切りましょう。
注意:このとき、一番下の木の左右が繋がっている状態で残して切ってください。

それでは、左右に広げてみます。

ゆきだるまの切り紙

【作り方】

お花紙や半紙、コピー用紙など、白い紙なら何でも作れます。
まず横長に置き、約6㎝幅に切ります。

上のツリーの作り方と同じように、端と端を合わせて半分に折る工程を繰り返します。
最後に、さらに半分に折って長方形にしたら、ゆきだるまの形を下書きします。

ゆきだるまの形の下書きで大切なのは、どうやって左右に繋げるか?ということ。今回は、雪だるまの手になる部分(横棒)を追加しました。(全部切ってしまうと、横長の作品にならないため)

それでは、アウトラインに沿って切ります。

他のデザインと同じように、左右と繋がる部分を残して切ったら、広げてみましょう。

サンタの帽子、ゆきだるま、ツリーの3種類を並べてみました。
今回は窓などに飾れるような小さめのサイズですが、壁に飾る場合はもっと大きく作っても可愛いですよ。

もうひと手間☆切り紙に書き込みしてみよう

切り紙をそのまま飾っても可愛いのですが、少し書き込みをいれることで、もっとクリスマスムードが高まります♪

パステルやクレヨン、金銀のメタリックペンなど、お家にあるものでいろいろ工夫しながら試してみてくださいね。

これで、ガーランド風の切り紙3種の完成です!

折り紙で!雪の結晶の切り紙

【材料】

・折り紙
・ハサミ
・鉛筆(下書き用)

【作り方】

それでは、雪の結晶の切り紙の作り方を解説します。

まずは、以下の基本となる『下準備』の折りかたを覚えます。

下準備をしましょう

それではまず、下準備となる折りかた&切る部分を説明します。どんなデザインに切るにしても、この下準備は共通となります。

折り紙の色の面を上にして置き、まず三角に折ります。
(色の面は内側になります。下書きの線ができあがりに影響しないようにするため。)

つづいて、また半分に折って中くらいの三角を作ります。
さらにもう一度半分に折って、小さい三角を作ります。

小さい三角ができたら、下の写真のように、点線の部分で折ります。

細長いアイスクリームコーンのような形になりました。
ここまで折れたら、ハサミで上の飛び出した三角部分を切り落とします。

下準備ができました。この下準備の折りかたをすることで、軸の数が8本の正多角形(八角形)になります。どんな模様や形で切り紙を作っても、パッと目を引くようなできあがりになります。

本来であれば雪の結晶は六角形なのですが、六角形を作るには、小さいお子さまが対称に折りにくい部分が出てくるので、今回はあえて簡単な八角形にしました。

切る形のアイデア①

丸みのある羽のようなデザインにしてみました。開くとどんな形になるかな?(青い折り紙)

切る形のアイデア②

直線を意識したデザインにしてみました。これは開くと、どんな形??(水色の折り紙)

両方を開いてみました。基本の形は同じでも、切り方によってこんなに印象が違うんですね!

インスピレーションの形を試してみよう!

中心を切ったらどうなるか?四角や三角、丸の形の切込みは?などお子さまの想像力とアイデアで、いろいろと楽しんでみてくださいね。

キャンドルホルダーにも☆立体的な切り紙ツリー

【材料】

・大きめの紙(画用紙やお花紙など)
・ハサミ
・LEDキャンドル(火のキャンドルは不可)

【作り方】

お花紙や画用紙など、大きめの紙を横長に置きます。
(もし用意した紙が正方形であれば、これと次の工程はスキップしてください。)

下の写真のように左下の角を三角形を作るように上へ折り上げます。右側の余りの部分は不要なので切り取ります。
左の三角形は広げると正方形になります。

一番最初に正方形になった紙を半分に折って、大きな三角形を作ります。続いて、それをもう一度半分に折ると、中くらいの三角形ができます。さらに再度半分に折って、小さい三角形を作ったら、上の写真のように、点線の部分で折ります。細い三角のようなアイスクリームコーンのような形ができます。(下の写真参照)

上の部分の飛び出した部分を切り取ります。

それでは、キャンドルの光が見えるように、光用の穴を開けていきましょう。穴は、下の写真のようにハサミで小さな三角形を切り取るような感じで数か所入れていきます。数や間隔はお好みで大丈夫です。

次に反対側にも光用の穴をあけますが、こちらは三角形の穴と直線の切れ目を交互に入れてください。今回は長さがあまりないので、三角形の穴2つと直線1本の切れ目を入れています。

ここまでできたら、ゆっくりと広げます。

この工程までできたら、中心の点からのびる線を谷折りと山折りそれぞれに折ります。
①切れ目(光の穴)の数が多いラインは谷折り、②直線の切れ目を入れたラインは山折りです。(下の写真参照)

全部の線を、それぞれ山折りと谷折りにできたら、直線の切れ目を下向きに少し折ってください。
こうすることによって、ツリーの形が保ちやすくなります。

ツリーの形に見えるように切り紙を開いたら、下からLEDキャンドルを入れて完成です。

立体のツリーの中の優しい光


色違いで作ってみたり、大きさを変えてみたりして、楽しんでみてくださいね。

寒い冬でも室内でできる切り紙遊び🎵 楽しみながら指先トレーニングにも

切り紙遊びと言っても、さまざまな形があるので、「今日はどれにする?」と言いながらお子さまと一緒に選んでトライしてみてはいかがでしょう。

お花紙や折り紙などの材料は、普段から工作用に常備しておくととても便利。寒くて、なかなか外遊びがしにくい季節には、指先トレーニングにもなる切り紙遊びを、ぜひ取り入れてみてくださいね!

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この記事のライター

いしこがわ理恵
いしこがわ理恵

在英12年目ハンドメイド好きの2児の母。武蔵野美術大学卒業。現在は教育に携わる仕事の他に、日本にルーツのある子どもたちを対象とした日本語子ども会活動・児童文庫活動も行っています。興味の範囲が幅広いので、常にいろいろな方向にアンテナをはりつつ情報収集が日課です。ハッピー子育てに役立つ情報をみなさまにお届けできれば嬉しいです。Instagram @rie.ishikogawa