2016年07月29日 公開

見ているだけで癒される!かわいくてユニークな金魚大集合

金魚はお祭りやお店でもよく見かける身近な生き物ですよね。その愛らしい姿にみんなが心癒されます。一口に金魚と言っても、現在新しい種類が生み出されており100種類近くとも言われています。今回はよく見かける金魚からちょっと変わった金魚まで紹介します。

金魚はお祭りやお店でもよく見かける身近な生き物ですよね。その愛らしい姿にみんなが心癒されます。一口に金魚と言っても、現在新しい種類が生み出されており100種類近くとも言われています。今回はよく見かける金魚からちょっと変わった金魚まで紹介します。

金色じゃないのになぜ「金魚」?金魚の起源と由来とは

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金魚はフナが突然変異したものを改良した魚であり、中国の浙江省近辺が発祥の地とされています。
日本には室町時代に中国から伝来したとされていますが、当時は飼育方法や養殖技術が定着しておらず、大々的に養殖が始まったのは江戸時代になってからとされています。
江戸中期になるとメダカとともに庶民にも広まり、金魚売りや金魚すくいなども行われるようになりました。
現在では、奈良県大和郡山市を筆頭に愛知県弥富市、江戸川下流域が金魚の三大養殖地として知られています。

ではなぜ「金魚」と呼ばれるようになったのでしょう。
その理由は諸説あり、「昔は皇帝・皇族・貴族などお金持ちにしか飼うことができない高価なペットだったため」や「金のように高い価値があったから」などがあるそうです。

金魚すくいの主役!「和金」、「出目金」

和金

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金魚すくいでよく見かけるのは「和金」、「出目金」です。
「和金」は、室町時代中期に中国から伝来したとされており、現在の日本の金魚の原点ともいえる金魚です。
金魚の中では最もフナに近く丈夫なため、はじめて金魚を飼う方にはオススメの種類です。
動きが素早くスイスイと泳ぐ姿は、見ているお子さまも飽きないかもしれませんね。

出目金

「出目金」は琉金の突然変異種で、赤色のほかにも「黒出目金」も有名です。
赤色の金魚が泳いでいる中で真っ黒な「黒出目金」はとても目立ち、お子さまたちの心を惹き付けます。
比較的丈夫ですので、大きな目を傷つけないように気をつければ初心者の方にも飼いやすい金魚となっています。
ただし、出目金は動きがゆっくりなので、動きのすばやい金魚とは一緒の水槽にいれないであげてくださいね。

「金魚」の代名詞!「琉金」、「らんちゅう」

琉金

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一番金魚らしい金魚として有名なのが「琉金」です。
中国から沖縄県(琉球)を経て鹿児島県に持ち込まれたことから「琉金」と名付けられました。
「和金」が突然変異した種類で、長い尾びれが特徴の金魚です。
「出目金」同様、比較的丈夫ですが動きがゆっくりなのでゆっくりな金魚と一緒に飼ってあげてくださいね。

らんちゅう

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【金魚の王様】【泳ぐ宝石】と呼ばれるほど気品や風格漂う姿の「らんちゅう」は背びれがなく、顔の肉腫が特徴です。
江戸時代に中国からオランダ人によって長崎に持ち込まれたとされています。
全国でも同好会や品評会が盛んで、とても人気の高い品種です。

また金魚には珍しく、横からの観賞ではなく、上からの観賞が基本です。
上から見る姿は、パッと開いた尾びれがとても美しく、まさに金魚の王様といった様子ですよ。

飼育は少し難しい分類に入ります。しっかり基本を抑えてから挑戦してみましょう!

ユニークな姿の「水泡眼」、「ピンポンパール」

水泡眼

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まるでほっぺが腫れてしまっているような「水包眼」。
「出目金」の突然変異ともいわれていますが、どのような過程で生まれたのかは未だわかっていません。

「水包眼」の特徴は眼の左右に付いている袋で、中はリンパ液で満たされています。
ゆらゆらと袋を揺らして泳ぐ姿も愛嬌があり、とってもかわいいですよ。

比較的丈夫で難しくない種類ですが、ほっぺの袋は一度破れると元には戻らないので注意が必要です。
もし他の種類の金魚と一緒に飼う際は、出目金などの動きがゆっくりで、傷に弱い金魚を選んであげてください。

ピンポンパール

ご飯の時間😌 #パールスケール #ピンポンパール

A photo posted by Ayumi (@ayumi3905) on

まん丸のコロコロとした姿で人気急上昇中の「ピンポンパール」。
名前もかわいいですよね。色の種類も紅白、白、丹頂、虎など豊富なのが特徴です。
おしりをプリプリと振りながら泳ぐ姿は愛嬌たっぷりです。

しかし、「ピンポンパール」は内蔵がデリケートな個体が多く、タイやマレーシアなど暖かい国生まれが多いため、寒さに弱く長距離の輸送を有するため飼育する際には注意が必要です。飼育難易度は高いといえるでしょう。
観賞魚用ヒーターで加熱したり、品質の良いエサを与えるなど気遣ってあげましょう。

またピンポンパールは泳ぎが下手で、他の金魚との飼育には向いていないので、その辺りもご注意くださいね。

金魚から生命について学んでみませんか?

さまざまな色や形のある金魚。どの金魚もかわいくて飼ってみたくなりますよね。
まずはできる範囲で飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか。
家族みんなで生命を育てるということを話し合い、協力して長生きさせてあげてくださいね。

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この記事のライター